【アジアカップ展望】日本代表の決勝T1回戦の相手は豪州か、それとも…それぞれの対戦成績は?

2019年01月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

グループ最終戦・ウズベキスタン戦の結果によっては豪州との対戦も

すでに決勝トーナメント進出を決めた日本だが、果たして1回戦の相手は…。(C) SOCCER DIGEST、Getty Images

 日本代表は1月17日にアジアカップ・グループリーグ最終戦となるウズベキスタン戦を迎える(日本時間・17日22時30分開始)。すでに決勝トーナメント進出を決めた日本だが、他グループの試合消化とともに、日本のラウンドオブ16での対戦相手も見えてきている。
 
 日本は17日のウズベキスタン戦で勝利を挙げればグループFの首位通過が決定する。一方、引き分け以下に終われば2位通過となる。仮にウズベキスタンに勝利し、首位通過となれば、決勝トーナメント1回戦の相手は、グループEの2位チームとなる。この枠に入る可能性があるのは、2試合消化時点でグループE首位のカタールと同2位のサウジアラビアだ。また日本が2位通過になると、決勝トーナメント初戦はグループBで2位通過が決まったオーストラリアになる。日本は、いきなり一筋縄ではいかない強敵との対戦となる。
 
 決勝トーナメント1回戦で当たる可能性がある3か国との対戦成績は、それぞれ以下の通りだ。
 
対オーストラリア/9勝9分7敗 35得点・31失点
対カタール/2勝4分2敗 11得点・9失点
対サウジアラビア/8勝1分4敗 22得点・12失点
 
 通算成績で見れば、日本はオーストラリアとサウジアラビアに対して勝ち越し、カタールとは五分の星となっている。
 
 各国との近年の対戦結果を見ていくと、まずオーストラリアには直近7試合で負けがなく、その戦績は4勝3分け。最後に負けたのは2009年6月17日の南アフリカ・ワールドカップ予選の試合(アウェーで1-2の敗戦)である。オーストラリアとはロシア・ワールドカップ予選で同組となり、この時はアウェーで1対1の引き分け、ホームでは2対0の完勝を収めて本大会出場を決めた。オーストラリアは今大会初戦でヨルダンに不覚を取り、その後2勝したもののグループリーグ2位通過となった。大会直前には主力に負傷者が出るなど、厳しい戦いを強いられている前回王者だが、スーダン難民キャンプで生まれ育った快足ウイングのマビルや万能型MFのロギッチなど各所にタレントを置くだけに油断は禁物だ。

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