【松本|新体制】J1生き残りが最大のミッション!8年目の反町監督は「今年こそ良いスタートを切りたい」と決意

2019年01月15日 大枝 令

19日まで松本市内で練習し、22日から長丁場のキャンプがスタート

会見では2019年のユニホームも発表された。写真:大枝令

 J1に4年ぶり2回目の挑戦をする松本山雅FCの2019年シーズン新体制発表会が14日、松本市内で開かれた。スローガンは「One Sou1 境界突破」とし、J1残留を現実的なターゲットに設定した。13人プラスアルファの新戦力も含めた総勢35人で国内トップリーグの荒海に漕ぎ出す。
 
 神田文之代表取締役社長は「やはりJ1で生き残ることが最大のミッションになる。まず3年しっかり残ること、5年から先でこの街にシャーレを持って帰りたいと思っている。そのために様々な支援の輪を作っていかないといけない」と挨拶。スローガンについては「4年前に越えられなかった境界を突破して、まずはJ1残留を勝ち取りたい」などと説明した。
 
 8年目の指揮を執る反町康治監督は「良いスタートを切りたいと毎年この場で言っているが、あまりそうなっていないシーズンが多い。今年こそは新しいJ1の舞台で良いスタートを切りたい」と決意を語った。編成については現状で34人だが、新たにもうひとりを迎え入れることを示唆。すでに来日済みの外国籍FWを指していると見られる。

 東京五輪世代のU-21日本代表FW前田大然は「厳しい戦いになるとは思うが、やるからにはてっぺんを目指したい。2020年には東京オリンピックがあるので、それには必ず出る」と高らかに宣言。J2千葉から自身初の移籍をしたMF町田也真人は「このチームに加入できたことを本当にうれしく思っている。早くアルウィンで走り回りたいし、1分でも1秒でも長くピッチに立っていたい」と意気込んだ。
 
 チームは13日に始動済み。19日まで松本市内で練習し、22日から長丁場のキャンプがスタートする。
 

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