「別の銀河系から来た」メッシ、ラ・リーガで偉大すぎる記録を樹立! 歴代2位のC・ロナウドに圧倒的な差

2019年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

世界屈指のリーグで1試合平均0.92得点という驚異的なペース。

19節のエイバル戦でラ・リーガ通算400ゴールを達成したメッシ。(C)Getty Images

 バルセロナのリオネル・メッシが1月13日、また偉大な記録を打ち立てた。ラ・リーガ第19節のエイバル戦で、リーガ通算400得点を達成したのだ。

 1点リードで迎えた53分、メッシはペナルティーエリア内で左足を振り抜き、メモリアルゴールを決めた。クラブの公式サイトによると、メッシは435試合で400得点というベンチマークを達成。2005年5月1日の初ゴール以降、1試合平均0.92得点という驚異のペースだ。

 メッシの偉大さは、得点ランクのその他の顔ぶれを見ても分かるだろう。2位のクリスチアーノ・ロナウド(311)をはじめ、テルモ・サラ(251)、ウーゴ・サンチェス(234)、ラウール・ゴンサレス(228)と、いずれもすでにリーガではプレーしていない選手たちばかりだ。

 現在のリーガでプレーする選手では、アスレティック・ビルバオのアリツ・アドゥリスが157ゴールでメッシに次ぐ2位につけている。だが、アドゥリスの出場試合数が422と、メッシとそう変わらないことが、メッシの得点力のすさまじさを際立たせている。
 
『ESPN』によると、この日2ゴールを挙げた同僚ルイス・スアレスは、「俺たちはメッシを誇らなければいけない」と称賛。エルネスト・バルベルデ監督は、メッシが500得点も達成すると予想した。

「彼は500得点もやってのけるだろう。ただ、400得点でもとんでもないことだ。言うのは簡単だが、このリーグで次から次へとゴールを積み重ねるのが、どれだけたいへんなことか。ホント、計り知れない数字だよ。見事だね。メッシは別の銀河系からやって来た特別な選手だ。それに、彼はゴールスコアラーというだけじゃない。彼が生み出すプレーのすべてが素晴らしい」

 ここ5試合で8得点とゴールを量産し、ここまで17試合に出場して17ゴールと、リーガの得点ランクで首位に立つメッシは、今シーズンどこまでその数字を伸ばすのか。そして、いつの日かバルベルデ監督が予想したように、500得点の大台も突破してしまうのだろうか。
 
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