1得点に止まったオマーン戦…20歳の冨安健洋は最後尾から日本の攻撃をどう見ていたのか|アジア杯

2019年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

「2、3点取れていればまた違った展開になっていた」(冨安)

1点を争う接戦にも動じずに戦った冨安。最後まで身体を張り、完封勝利に貢献した。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

[アジアカップ・グループリーグ第2戦]日本 1-0 オマーン/1月13日/ザイード・スポーツシティ・スタジアム

 1月13日、日本はアジアカップのグループステージ第2戦でオマーンと対戦。28分に原口元気がPKで奪った1点を守り切り、決勝トーナメント進出を決めた。
 
 初戦のトルクメニスタン戦は3ゴールも、この日の日本は1得点止まり。多くのチャンスを作りながらも追加点を奪えなかった点はチームの課題として残った。20歳の冨安健洋はそうした試合展開について、次の1点を早い時間帯に奪えていれば異なる状況になっていたと話した。
 
「前半はチャンスを作ることができていましたし、相手が固めてきていてもそれができていた。2、3点取れていればまた違った展開になっていたと思います」
 

 ただ、1点を争う接戦になった時こそ、後ろが踏ん張らないといけないともいう。トルクメニスタンとの初戦で守備陣は2失点を喫したが、勝利と掴めたのは3点を取ってくれた攻撃陣の奮闘があったからだ。だからこそ、得点がなかなか奪えないのであれば、自分たちがきっちりと守るしかない。
 
「僕らは守る立場。攻撃陣は数多くチャンスを作ってくれていて、前回は3点取ってくれたから2失点しても勝つことができた。点を取ってくれる信頼感があるので、僕らはしっかりと守るだけです」
 
 得点を与えなければ負けることはない。若き守備者は無失点で終えた結果に満足せず、次のウズベキスタン戦でも奮戦することを誓った。
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