決勝弾の原口元気は試合内容に苦言「このままじゃあ、決勝トーナメントでは勝てない」|アジア杯

2019年01月14日 サッカーダイジェストWeb編集部

決勝弾を決めた原口は決定機を逃し続けた試合内容に不満を露わにした

試合終了のホイッスルが鳴ると、苛立った表情を見せた原口。追加点を奪う重要性を改めて痛感したようだ。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 現地1月13日、UAEで開催されているアジアカップのグループリーグ第2戦で日本代表はオマーン代表と対戦。序盤から押し気味に進めると、28分に原口元気がPKを確実に決めて1点を先行する。その後もチャンスを作り続け、後半に入っても南野拓実や堂安律らが勇猛果敢に仕掛けていく。2点目こそ奪えなかったが、日本は1-0で勝利を収めて決勝トーナメント進出を決めた。
 
 勝点3を掴んだものの、2点目を奪えなかった日本。試合後にフラッシュインタビューに応えた原口は険しい顔を見せ、オマーン戦の内容に苦言を呈した。
 
「勝ちましたし、予選(グループステージ)を突破したのですが、内容的には良くなかった。前半に関しては非常に良かったけど、チャンスを決め切れず、ペースは相手に移りました。後半はなかなかペースを戻すことができなかった」

 収穫は決勝トーナメント進出を決めた事実だけ――。自身の想いを素直に口にした原口は2大会ぶりのアジア制覇を目指すチームに警鐘を鳴らし、「このままじゃあ、決勝トーナメントでは勝てない。もう1回チームとしても個人としても精度を上げていかないといけない」と今後の課題を口にした。
 
 次なる相手はウズベキスタン。日本はグループステージの最終節で、原口が指摘した課題を克服できるのか。優勝を掴むためにも、決定力の向上が求められる。

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