［アジアカップ・グループリーグ第２戦］日本 １-０ オマーン／１月13日／シェイク・ザイード・スタジアム

　日本代表が2011年以来となる５度目のアジア制覇へ向けて、まずは決勝トーナメント進出を決めた。

　序盤から主導権を握った日本は25分に均衡を破る。敵エリア内に侵入した南野拓実がシュート。そのこぼれ球に反応した原口元気が、相手DFに倒されてPKを奪取する。これを原口自らゴール左へ力強く蹴り込んだ。

　その１点を守って迎えた後半の日本は、オマーン陣内へ攻め込むも、幾度か創出した決定機を決めきれず……。それでもキャプテンの吉田麻也を中心とした守備は綻びを見せずにオマーンの攻撃をシャットアウトして、なんとか逃げ切った。

　手堅く勝ち切った森保ジャパンの次ラウンド進出について、『Fox Sports Asia』は、速報記事を掲載。「日本はノックアウトステージに上がるために十分な努力をした」と、サムライ戦士の健闘を称えつつも、その内容には疑問を呈した。

「ゲンキ・ハラグチのペナルティーキックのシーンは奇妙であったが、それでも結果は結果。効果的なプレーを続けた日本は、ラウンド・オブ16に進出するのに十分な出来を見せた。ただ、好調を維持しているイランやサウジアラビアとは異なり、今大会の優勝候補の中では厳しい状況にある。決勝トーナメントが始まれば、厳しいテストを受けることになるだろう」

　２連勝でグループ突破を決めたものの、小さくない課題を残した感が否めない日本。１位通過を懸ける第３節のウズベキスタン戦では、内容の面でも満足のいく結果を手に出来るだろうか？

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