【FC東京|新体制】ユニホームのコンセプトは「Next stage」。新たな胸ロゴは『XFLAG』に

2019年01月13日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

首都クラブに相応しいチームへ。鍵は永続的な補強と専用スタジアム

長谷川監督と2019年シーズンの新戦力5人。写真:富岡甲之

 2019年1月12日、FC東京の新体制発表会が三鷹市公会堂で行なわれた。
 
 2019年シーズンのユニホームやトップチームの新加入選手(児玉剛、宮崎幾笑、中村拓海、渡辺剛、アルトゥール・シルバ)や新任スタッフ(長澤徹/コーチ兼FC東京U-23監督、佐藤由紀彦/コーチ、森下申一/GKコーチ、馬場浩平/アスレティックトレーナー)に加えて、昨季限りで現役を引退した梶山陽平の普及部コーチ就任も発表されるなど、同会場に集まった515人のファン・サポーターが楽しめるコンテンツが複数用意されており、盛大な会となった。
 
 この日は新10番の東慶悟をはじめ、髙萩洋次郎、林彰洋、波多野豪の4人でのトークセッションも開催されたが、そこで彼らが着用していたのが新シーズンのユニホームだ。デザインコンセプトは「Next stage」で、クラブ創設20周年という節目を超えて、21年目は新たなるステージの始まり、クラブの起源を大切にするとともに、さらなる進化を目指し、次のステージに進むという意味合いがある。
 
 そのユニホームの胸ロゴは、2019年シーズンから㈱ミクシィ内のブランド『XFLAG』になる。『XFLAG』は、ゲーム、スポーツ、アニメ、映画、リアルイベントなど、アドレナリン全開のバトルエンターテインメントを展開し、友だちや家族とワイワイ盛り上がれる場所を創出している。スポーツへの取り組みに関しては、「一人じゃできない熱狂を。」をスローガンに、スポーツの場での熱狂を、もっと気軽に、もっとエキサイティングに、ファン・サポーターの方々と一緒に作り上げていくのを目的として活動しているなかで、FC東京を胸ロゴという形で支えることになった。これを受け、㈱ミクシィの木村弘毅社長は新体制発表会の席でひとつの決意表明をしている。
 
「伝統あるFC東京の胸に私たちのロゴを入れさせていただきまして、ファン・サポーターの皆様、並びにクラブチームの皆様、本当にありがとうございます。非常に気の引き締まる思いであります。私が前回こちらでご挨拶させていただいたなかで、FC東京様を支えていくプロジェクトの名前を『No.12』(12人目の選手の意味)とさせていただいた、というお話をさせていただきましたが、その気持ちは変わっておりません。
 
 胸のスポンサーをさせていただくことで去年よりも、さらに金額面でも大きなサポートをさせていただく、それは当たり前のことといたしまして、それだけではなく、様々なマーケティングや集客などのお手伝いもしていきたいと思っています。これから首都クラブに相応しいチームになっていくためにはやはり永続的な補強であったりとか、あるいはそこに相応しい専用スタジアムが必要なのではないかと思っています。
 
 私たちだけでできる金銭的なサポートというのはやはり限られています。『No.12』、私たちもファン・サポーターとなりながら、多くの都民の方たちがスタジアムに足を運んでもらえる取り組みを考えていきたいです。そうやって収益を上げて、さらに強い選手を補強して、チームも強くなっていく。そんな取り組みを皆さんとやっていきたいと考えています」
 

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