【アジア杯】日本を知るオマーン代表のピム監督、「アジアに良いチームがあることを彼らに示したい」と意気込む

2019年01月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「我々にとっては負けられない戦い」

日本のサッカーをよく知るピム監督。手強い相手になるだろう。 写真はオマーンサッカー連盟の公式ツイッターより。

 UAEで開催されているアジアカップ。初戦のトルクメニスタン戦で苦戦しながらも勝点3を獲得した日本代表は1月13日、グループリーグ突破を懸けて2戦目に臨む。

 対戦相手は、初戦でウズベキスタンに1-2で敗れたオマーン。日本戦で負ければ次ラウンド進出が絶望的な状況になるため、次の一戦に賭ける思いは非常に強いようだ。

 オマーンを率いるピム・ファーべーク監督は、かつてJリーグの大宮アルディージャ、京都サンガを指揮していた人物で、日本のサッカーにも非常に明るい。2017年からオマーンの監督に就任し、今回のアジアカップに向けて入念に準備を進めてきたという。

 目標は初のグループリーグ突破だ。初戦で敗れたとはいえ、ウズベキスタンに1点を先制されながらも追いついた展開は「これまでにない、チームの力が出た」(ピム監督)ものであり、2戦目以降に希望を持たせるものだった。

 手応えを掴んだピム監督はウズベキスタン戦後の会見で、13日の日本戦について「我々にとっては負けられない戦いとなる」と前置きし、以下のように語っている。(UAEの全国紙『Khaleej Times』より)

「初戦は敗れたが、今のチームは軌道修正できるだけの力がある。こうしたゲームでは、実力のほか、運も左右される。セットプレーにやられてしまったことは不運だった。

 後半、我々は非常にうまくプレーしていた。攻め込まれるシーンも多かったが、同じだけ、攻め込むこともできた。逆転のためのゴールを決められたことは、今後に繋がるだろう。

 次の相手、日本と対戦するのは楽しみだ。彼らは、アジアで最高のチームだと思う。我々は、アジアにとても良いチームがいることを、日本に対して示したい。もちろん、目標は勝利だ」

 トルクメニスタンに思わぬ苦戦を強いられた森保ジャパンだが、次の相手もそう簡単に勝たせてくれそうにはない。
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