【FC東京】“新10番”東慶悟が決意表明。梶山から指名された感想は?

2019年01月12日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「プレッシャーはあるけど、頑張りたい」

今季から10番をつけることになった東。写真:サッカーダイジェスト

 2019年1月12日、FC東京の新体制発表会が行なわれた。そのなかで、昨季限りで現役を引退した梶山陽平がFC東京の普及部コーチに就任することが会場に詰め掛けたファン・サポーターに伝えられたものの、残念ながら本人はインフルエンザで欠席。代わりに大金直樹社長の口から新10番が発表された。
 
 梶山本人から「彼にしてくれ」と直々に指名されたのは、東慶悟。ロンドン五輪代表でも10番を背負った28歳のMFは新体制発表会で開かれたトークセッションの席で次のように決意表明した。
 
「(10番に指名してもらって)素直に嬉しかった。選手としてもっとチャレンジしたいです。FC東京を強くしたいという気持ちがある。プレッシャーはもちろんありますが、頑張りたいです。昨年悔しい想いをして、いろんなことを感じて、来季はそれをぶつけてFC東京をリーグ優勝に導きたい。
 
昨季は後半戦に失速してしまったので、そこは課題でした。川崎とのホームゲームでは差を感じましたね。優勝するチームって、ああなんだなって。すぐには追いつけないですけど、しっかりと(川崎との)開幕戦に向けて準備したい。FC東京で優勝するためにできることを一生懸命やりたい。年齢的にも若くないし、若手の見本になれるようにやっていきたいです」
 
 同じくトークセッションに参加していた髙萩洋次郎からは「10番の人が頑張ってくれないと。人任せにします(苦笑)。サポートはします(苦笑)。やっぱり(東には)中心になってもらえると、チームが同じ方向に向いていけるので突っ走ってもらいたいです」と激励された。
 
 久しぶりに10番を着用する東が、今季のFC東京で最大のキーマンになる可能性はある。
 
取材・文:白鳥和洋(サッカーダイジェスト編集部)
 
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