【アジア杯】トルクメニスタンに大苦戦!それでも長友佑都が「これくらいで良い」と言ったワケ

2019年01月10日 本田健介(サッカーダイジェスト)

2011年大会の再現をできるか

“弟子”と呼ぶ堂安がゴールを決めて駆け寄る長友。試合後にはチームの出来を振り返った。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 アジアカップの初戦でトルクメニスタンと対戦した日本は、大迫勇也の2ゴールなどで逆転勝利を収めたものの、前半に先制点を奪われるなど薄氷を踏むような白星スタートとなった。
 
 ただ、左SBで先発出場した長友佑都は「アジアカップの洗礼を浴びかけました。ただ自分としてはこれくらいで良いと思います」と振り返る。
 
 その理由は「2015年(オーストラリア大会)の時は上手くいきすぎて、ちょっと決勝トーナメントに行って気が引き締まらなかったです。皆、甘く見てしまった部分はあったと思うし、2011年(カタール大会)は厳しい戦いを通して成長できた日本代表を僕は見てきました。今回初めて経験した選手はアジアカップは甘くないんだなと感じたはず。これで精神的にひとつになっていくと思います」と説明する。
 
 日本は2015年大会はPK戦の末にUAEに敗れてベスト8で敗退したが、苦戦の連続だった2011年大会は頂点に立っている。
 
 果たして長友が話したように若き日本代表は、8年前の再現をできるのか。1月13日に行なわれる第2戦のオマーン戦も注目だ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

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