ミランが新星パケタを正式登録!天才レフティーのデビューは?

2019年01月04日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

レオナルドがコネと交渉力を駆使して争奪戦を制する。

ミランに正式登録されたパケタ。(C)Getty Images

 ミランは現地時間1月3日、フラメンゴから獲得したブラジル代表MFのルーカス・パケタ(21歳)をレーガ・セリエAに正式登録した。
 
 18年10月にロッソネーロ加入が内定したパケタは、12月にイタリア入りし、同12日のトリノ戦を現地サン・シーロで観戦。さらにメディカルチェックやフィジカルテストなどを受け、ミランのトレーニングにも参加していた。その後は一旦ブラジルに戻り、イタリアの冬のメルカート解禁日である1月3日に選手登録された。
 
 18年9月にブラジル代表デビューを飾るなど、いまブラジル国内でもっとも注目されているレフティーの攻撃的MFは、パリSGやバルセロナ、マンチェスター・C、マンチェスター・Uなども獲得を狙っていた超人気銘柄だったが、ミランのレオナルドSDがコネと交渉力を活かして争奪戦を制した。移籍金は3500万ユーロ(約46億円)で、まずは500万ユーロを支払い、残りは3年分割となる。
 
 同じくブラジルからミランに移籍して大ブレイクしたカカにも引けを取らないポテンシャルを秘めると謳われるパケタは、膝の手術で今シーズン中の復帰が絶望となっているジャコモ・ボナベントゥーラに代わる存在として期待される。4-3-3ではインサイドハーフや両ウイング、4-4-2では両サイドハーフが主戦場となりそうだ。
 
 セリエAはウインターブレイク中で、パケタは1月7日にミラン合流の見込み。デビュー戦は早ければユベントスと戦う1月16日のイタリア・スーパーカップ、それ以降だと1月21日のジェノア戦(セリエA20節)、1月26日のナポリ戦(セリエA21節)あたりになりそうだ。
 

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