<2018ベストヒット!>「なんてヤツだ!」 マンU戦でプレミア初ゴールの武藤嘉紀に地元ファンが大興奮!――海外日本人選手編vol.3

2018年12月31日 サッカーダイジェストWeb編集部

2018年の名場面をヒット記事で振り返る!

プレミア初ゴールを決めた武藤。その豪快な一撃に、ニューカッスル・ファンも歓喜した。 (C) Getty Images

 2018年の名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返るこの企画。今回取り上げるのは、今季プレミアに新天地を求めた武藤嘉紀の移籍後初ゴールに関する記事だ。記事の内容からは、現地ファンの期待度の高さが窺い知れる。
 
記事初掲載:2018年10月7日
 
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苦しむノース・イングランドの名門に光明をもたらしたのは、日本人ストライカーだった。
 
 現地時間10月6日に行なわれたプレミアリーグ第8節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したニューカッスル。今シーズン未勝利で迎えたこの大一番、日本代表FWの武藤嘉紀は、移籍後初となる先発出場を果たした。
 
 試合前まで4得点(10失点)と拙攻に喘いでいたマグパイズだったが、起爆剤として送り込まれた「サムライ戦士」は、序盤で早くも期待に応える。チームが7分にケネディのゴールで先制してから3分後だった。
 
 ジョンジョ・シェルビーの右サイドからのクロスボールをボックス内で受けた武藤は、マーカーのアシュリー・ヤングを鮮やかなターンではがしてから、最後は左足で強烈なシュート。これが名手ダビド・デ・ヘアの守るゴールを鮮やかに射抜いたのだ。
 
 持ち味のフィジカルの強さを活かした豪快弾で、鮮烈なアピールに成功した武藤は、その後も献身的かつダイナミックなプレーを披露。78分にクリスティアン・アツと交代するまで、ピッチで精力的に動き続けた。
 
 ニューカッスルは残念ながら、70分にファン・マヌエル・マタ、76分にアントニー・マルシアル、そして90分にはアレクシス・サンチェスに決勝弾を許し、超名門クラブから勝利を奪うことはできなかった。
 
 しかし相手が相手だけに、ニューカッスル・ファンは豪快な一撃を見舞った武藤のパフォーマンスを大絶賛。クラブの公式ツイッターには、多くの称賛コメントが寄せられている。
 
「なんてこったい!」
「サムライがやってくれた!」
「愛してる!!!」
「泣きそうだ」
「武藤、お前はなんてヤツなんだ!」
「オーマイガー!」
「ピザを会長から奢られたおかげだ」
「もうどうにかなりそうだ!」
 
 ラファエル・ベニテス監督の大抜擢に、目に見える結果で応えてみせた武藤。そのパフォーマンスは、これからますます期待できそうだ。

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