アジアカップ出場国が登録メンバー23名を続々発表! Jリーグからは総勢何名がエントリーする?

2018年12月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

韓国代表には新旧7名のJリーガーが

左からランゲラック、チャナティップ、ファン・ウィジョ、チョン・スンヒョン。いずれもいまやJを代表する名手たちだ。(C)SOCCER DIGEST

 年明けの1月5日にUAE(アジア首長国連邦)で熱戦の火蓋が切って落とされるアジアカップ2019。開幕までおよそ2週間に迫り、出場24か国は調整に余念がない。前人未到となる5度目のアジア制覇を目論む日本代表はすでに大会登録の23名を発表済みで、ライバル国も続々とメンバーを確定させている。

 いまやアジア・サッカー界を牽引する立場となっているJリーグ。アジア・チャンピオンズリーグと同様に「アジア枠」を設けて、とりわけ東南アジア出身選手に対して優遇措置を取るなど、近年はアジア諸国に大きく門戸を開いてきた。タイの英雄、チャナティップ・ソングラシン(北海道コンサドーレ札幌)の大活躍はひとつの転機で、重要な成功例となりそうだ。今後はさらに各国代表の名手が、こぞってJリーグ行きを目ざすことだろう。

 今回のアジアカップにはそのJリーグから何名の選手がエントリーするのか。ひと昔前に比べて、輩出国のバリエーションがずいぶんと豊かになったことが分かる。

 まずは、12月20日に発表されたばかりの韓国代表メンバーから見ていこう。予想通りJリーグからは4名が選出された。キム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)のGKコンビに、現在クラブワールドカップで奮闘中のDFチョン・スンヒョン(鹿島アントラーズ)、そしてガンバ大阪の絶対エースに台頭したFWファン・ウィジョだ。元Jリーグ組ではDFキム・ヨングォン(広州恒大/元FC東京)、DFキム・ジンス(全北現代/元アルビレックス新潟)、MFチョン・ウヨン(アル・サッド/元神戸)の3選手もおり、日本のファンにも馴染みのある面々が揃う。

 同じく木曜日に23名を発表したのがオーストラリア代表で、こちらには2名のJリーガーが名を連ねた。名古屋グランパスの正守護神ミチェル・ランゲラックと、浦和レッズのFWアンドリュー・ナバウトだ。こちらも懐かしいところでは元ジェフ千葉のDFマーク・ミリガン(ハイバーニアン)と、今季途中まで横浜F・マリノスに所属していたDFミロシュ・デゲネクもUAE行きのメンバーに食い込んでいる。

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