浦和、連日の即戦力補強で最終ラインにテコ入れ! 柏の守備の要、鈴木大輔を完全移籍で獲得!!

2018年12月19日 サッカーダイジェストWeb編集部

「レイソルに関わる全ての方々に感謝の気持ちでいっぱい」

浦和への完全移籍が決まった鈴木。3シーズンぶりの柏復帰となった今季だったが、9試合の出場に終わった。写真:茂木あきら(サッカーダイジェスト写真部)

 J1の柏レイソルは12月19日、DF鈴木大輔の浦和レッズへの完全移籍が決まったと発表した。

 現在28歳の鈴木は、2013年にアルビレックス新潟から柏に移籍。ナビスコカップ優勝やACL4強入りなどに貢献したのち、2016年にスペイン2部のヒムナスティック・タラゴナに移籍した。今年9月には柏に復帰し、最終ラインの要となっていたが、鈴木の奮闘もむなしくJ2降格が決定。来季の去就が注目されていた。

 一方、浦和は前日の18日にセレッソ大阪からFW杉本健勇を同じく完全移籍で獲得。攻守両面にわたる即戦力補強で、早くも今ストーブリーグで活発な動きを見せている。

 鈴木は柏の公式ホームページを通じて以下のコメントを発表している。
「このたび柏レイソルを退団することになりました。今シーズンの目標を達成することができずに自分にとって特別なクラブを去るというのは非常に難しい決断でした。この夏に再び加入してからは、チームの勝利に少しでも貢献できるようにという思いで1日1日を過ごしてきました。レイソルのユニフォームを着て、レイソルサポーターの声援を受けてプレーができる幸せを噛み締めながら戦ってきました。本当に幸せな時間でしたし、誇りに思っています。

このような思いをさせてくれたレイソルに関わる全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。共に戦った選手、スタッフをはじめとする現場の皆さんには常にサポートしてもらいました。また、芝を管理してくれたり、食堂の「ピアノ」でご飯を作ってくれたり、クラブハウスを清掃してくれたりといった裏方の方々のサポートにも本当に感謝しています。

そして何より難しい時期に加入した自分を温かく迎え入れてくれて、期待して声援を送ってくれたサポーターの方々には感謝の気持ちしかありません。このような形でまた自分勝手に去ることを申し訳なく思います。

これからも柏レイソルを応援し続けていきますし、この地で得た出会いや経験を大切に過ごしていきます。たくさんの幸せを本当にありがとうございました」

 また、浦和の公式ホームページでは、次のコメントを発表している。
「このたび、浦和レッズの一員になりました鈴木大輔です。浦和レッズというすばらしい歴史を持っているクラブの一員になれることに大きな喜びを感じているのと同時に、身が引き締まる思いです。世界に誇るサポーターの方々の前で少しでも早くプレーしたいと思っています。自分が持っているものをすべて出してチームの勝利に貢献していきます。よろしくお願いします」
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