札幌の5選手にアンケート! 2018年シーズンのベストプレーヤーは?

2018年12月21日 斉藤宏則

“タイのメッシ”は鹿島のアタッカーを1位にチョイス!

札幌からは宮澤(写真左)、ジェイ(写真左中)、チャナティップ(写真中央)、ク・ソンユン(写真右中)、進藤(写真右)の5名が回答してくれた。(C)SOCCER DIGEST

 2018年シーズンのJ1全18クラブに協力を願い、現役Jリーガー90人の投票で年間MVPを決定する毎年恒例の「ベストプレーヤー企画」。初のACL出場は叶わなかったが、今シーズンは安定して上位につけ、4位でフィニッシュした札幌からは、ジェイ、宮澤裕樹、チャナティップ、進藤亮佑、ク・ソンユンの5名に、他クラブで印象に残った選手トップ3を挙げてもらった。各選手の投票結果をコメントとともに見ていこう。
 
●ジェイ(FW
1位 中村憲剛(川崎/MF)
2位 昌子 源(鹿島/DF)
3位 伊東純也(柏/FW)
【選出理由】
 中村選手は高い質を維持し、リーダーとして大きな活躍を見せていた。昌子選手は強さとスピードを兼ね備えて、安定感のある守備を披露。駆け引きも上手い。伊東選手はスピードを武器に、苦しいチームを支えていたと思う。
 
●宮澤裕樹(MF
1位 小林 悠(川崎/FW)
2位 鈴木優磨(鹿島/FW)
3位 西 大伍(鹿島/DF)
【選出理由】
 勝利につながる貴重なゴールをたくさん決めて、優勝の立役者となった小林選手を1位に。同じく、得点への高い意欲でチームを勢いづけて、アジア制覇に貢献した鈴木選手も見事。西選手は肝心なところで大仕事をしていた。
 

●チャナティップ(MF
1位 鈴木優磨(鹿島/FW)
2位 家長昭博(川崎/MF)
3位 中村憲剛(川崎/MF)
【選出理由】
 オールラウンドかつハイレベルな選手を選出した。鈴木選手はパワーとスピードが飛び抜けていたし、家長選手はプレーの精度とクオリティが高かった。中村選手は並外れたパスの配球能力でチームを力強く支えていた印象。
 
●進藤亮佑(MF
1位 パトリック(広島/FW)
2位 ガブリエル・シャビエル(名古屋/MF)
3位 北川航也(清水/FW)
【選出理由】
 パトリック選手のスピードは、DFにとってとても脅威だった。シャビエル選手は複数人に囲まれても、高いテクニックでキープして、突破もできる素晴らしいプレーヤー。北川選手はシュートを打つ前の動き出しが非凡。
 
●ク・ソンユン(GK
1位 山中亮輔(横浜/DF)
2位 武藤雄樹(浦和/FW)
3位 ドウグラス(清水/FW)
【選出理由】
 SBながら、ハイグレートなプレーで攻撃を牽引していた山中選手はフィニッシュでも存在感を発揮。武藤選手はシュート精度が非常に高く、自分もゴールを決められたので印象深い。ドウグラス選手の決定力も際立っていた。
 
取材●斉藤宏則(スポーツライター)
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