「ブラジルのイブラ」がJリーグ参戦か! ロンドン五輪では得点王に輝く

2018年12月12日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

2019年1月1日にはフリーの立場になる。

Jリーグ参戦が囁かれるL・ダミアン。(C)Getty Images

 ワールドクラスのスター参戦に沸いているJリーグに、またも大物がやってくる可能性があるようだ。現地時間12月11日、『グローボ』などのブラジル・メディアが、元ブラジル代表FWのレアンドロ・ダミアンが日本移籍に向かっていると一斉に報じた。
 
 現在29歳のL・ダミアンは、サントスが保有権を持っているが、2017年にインテルナシオナウにレンタル移籍。2018年シーズンは26試合で10ゴール・3アシストの成績を残し、インテルナシオナウと契約延長交渉をしていたが、海外クラブから「断れないオファー」が届いたとして頓挫。12月11日にはインテルナシオナウが契約延長交渉を打ち切ったと発表した。
 
 これで保有権は一旦サントスに戻るが、その契約も2018年いっぱい。つまり2019年1月1日にはフリーの立場になるため、Jリーグ入りするとしても移籍金はかからない。
 
 L・ダミアンは大柄ながら足下の技術も巧みなCFで、2010年頃にインテルナシオナウで台頭した当時は「ブラジルのズラタン・イブラヒモビッチ」と評された実力派。ネイマールらとともに出場した2012年のロンドン五輪では、得点王(6ゴール)に輝いている。ブラジル代表でも一時期は9番を背負い、次代のエースとして期待される存在だった。
 
 その後は怪我や不振で世界的なブレイクは果たせず、2016年の欧州挑戦(ベティス)も失敗に終わったとはいえ、クラブレベルでは250試合で87得点・26アシスト、ブラジル代表でも18試合で3得点を挙げるなど点取り屋としての才能は本物だ。
 
 現地報道によれば、L・ダミアンはメキシコやトルコからもオファーが届いていたが、もっとも高待遇だった日本行きが濃厚とのこと。現時点ではクラブ名は明らかにされていないが、はたしてどこに加入するのか。注目が集まる。
 
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