【CL展望|インテル対PSV】故障者続出のインテル、好調のエース、イカルディの爆発に期待だ!

2018年12月11日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

故障を抱えるナインゴランの強行出場はあるか。

故障者/インテル=ベシーノ(MF) PSV=トーマス(MF)
出場停止/インテル=なし PSV=なし

チャンピオンズ・リーグ グループB第6節
インテル対PSV
12月11日(火)21:00(日本時間12月12日5:00)キックオフ/ジュゼッペ・メアッツァ

 
 前節のトッテナム戦で手痛い黒星を喫し、グループ3位に転落したインテルが、グループステージ突破をかけて最下位PSVとのホームゲームに挑む。
 
 直近の公式戦3試合で1分け2敗と勝利が無いインテルは、中盤に問題を抱えている。主力のマティアス・ベシーノが怪我で招集外となり、怪我が癒えていないラジャ・ナインゴランはメンバー入りしているものの、出場できるかわからない状態だ。
 
 イタリアのメディアは、クワドォー・アサモアをインサイドハーフとして起用するのではないかと予想しているが、大事な一戦を前にベストメンバーが組めない苦しい状況には変わりはない。今シーズン、チャンピオンズ・リーグ(CL)ではまだ勝ち星のないPSVが相手とはいえ、油断はできない。
 グループ2位を争うトッテナムと勝点では並んでいるものの、直接対決でのアウェーゴール数で負けているため、勝点で上回らなければならない。同時刻に始まるバルセロナ対トッテナムの結果次第ではあるが、是が非でも勝利が欲しいところだ。
 
 そんななか好調を維持しているのが、エースのマウロ・イカルディだ。公式戦17試合で11ゴールとコンスタントに得点を積み重ねており、チームが劣勢でもクロスやロングボールからのワンチャンスをゴールに結びつける技術と集中力を兼ね備えている。その意味でも両サイドのイバン・ペリシッチとマッテオ・ポリターノのクロスの質がカギを握りそうだ。
 
 2節のPSV戦では、ナインゴランとイカルディのゴールで逆転勝利を収めたインテル。他力本願ながら、7年ぶりのGS突破を果たすためにも、まずはエースの爆発に期待したい。
 
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