鎌田大地の1G1AでSTVVが国内カップ戦8強入り! ベルギー全国紙はこの先の快進撃を予言

2018年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

指揮官は「あくまでリーグ戦を重視」と言いつつも…

この試合でのゴールで、鎌田の公式戦得点は2ケタに達した。 (C) STVV

 12月5日、ベルギー国内カップ戦(クロッキー杯)で、シント=トロイデンはベルギー4部のマンデル・ユナイテッドに3-2で勝利し、ベスト8入りを決めた。

 この試合、スタメンに名を連ねた鎌田大地は1ゴール1アシストの活躍を見せ、同じく先発出場の冨安健洋、遠藤航も勝利に貢献した。

 ベルギー全国紙『HLN』は、リーグ戦に引き続きカップ戦でも好調が続くSTVVの快進撃ぶりを称賛している。

「彼らはキャスパー・デ・ノレ、ヨアン・ボリ、そして鎌田による3ゴールで勝利した。2週間後、STVVはホームでの準々決勝ヘント戦に勝利し、その後も勝ち続けるだろう。マルク・ブライス監督はあくまで『リーグ戦に集中している』とコメントし、今週末のスタンダール・リエージュ戦を見据えているが、好調な様子は疑いようがない。

 今週末のスタンダール戦は、STVVにとっておそらく"大一番"になる。現在5位のSTVVは、首位ヘンクと勝点8差、7位スタンダールとの差は4だ。上位争いに食い込んでいくためには、ここでの勝点3奪取は今後を大きく左右することを、ブライス監督だけでなく、選手たちも認識しているだろう」

 正念場を迎えるSTVV。ここまで力を発揮している日本人選手にも、より期待が集まることだろう。また、怪我で戦列を離れている関根貴大、小池裕太の復帰も待たれるところだ。

 なお、カップ戦準々決勝のヘント戦は、12月18~20日のいずれかで行なわれる予定。優勝クラブには、来シーズンのヨーロッパリーグ出場権が与えられる。

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