乾貴士が公式戦7試合ぶりに先発出場! 終盤に超がつくほどの決定機を得るが…【スペイン国王杯】

2018年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

ベティスは2試合合計5-0で5回戦進出。

動きは悪くなかった乾だけに、79分の決定的シーンはものにしたかった。(C)Getty Images

 現地時間12月6日に実施されたコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)4回戦の第2レグ、ベティス対ラシン・サンタンデールの一戦は、4-0でホームのベティスが勝利。2試合トータル5-0とし、5回戦進出を決めた。

 32分、コーナーキックのチャンスから相手のオウンゴールで先制したベティスは、59分に敵のファウルでPKを獲得。これをアントニオ・サナブリアが冷静に左隅に押し込んでリードを2点に広げた。

 ベティスは69分にもクリスティアン・テージョのコーナーキックから、交代でピッチに入ったばかりのセルヒオ・レオンが決めて3点目。2部B(3部)リーグのラシンに対し、格の違いを見せつけた。
 
 このラシンとの第1レグ以来、7試合ぶりのスタメン出場を果たした乾貴士は、2列目の左サイドでプレー。前半に2本のシュートを放ち、何度か長い距離のドリブルでチャンスをつくったものの、この日は積極的に仕掛けるというより、確実につなぐことを心掛けるようなプレーが目立った。

 そんな中で迎えた79分、S・レオンが左サイドで粘って折り返したボールをゴール正面、完全フリーの状態で受けた乾だったが、相手GKの飛び出しが一瞬視界に入ったのか、ワントラップして即座に放ったシュートはゴール右に外れた。

 9月2日のセビージャ・ダービー以来、今シーズン2度目のフル出場を果たした乾。この日も期待されたゴール、そしてアシストはなかった。

 その後、89分にジオバニ・ロ・チェルソが1点を加えたベティスは4-0で勝利。次戦は12月9日、ラージョ・バジェカーノとラ・リーガ第15節を戦う。
 
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