「親友のいるクラブへ」「ヴィッセルは精鋭揃いだ」ビジャの神戸電撃入団に海外メディアも沸く!

2018年12月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

イタリアやスペインの有力メディアも一斉に報道!

特製ケーキも用意された入団会見では満面の笑みを浮かべたビジャ。本格的な始動はまだ先だが、間違いなく神戸にポジティブな効果をもたらしてくれそうだ。 写真:川本学

 またしてもJリーグに世界的なビッグスターが挑戦することが決定し、大きな話題となっている。

 12月1日、ノエビアスタジアム神戸で、元スペイン代表ストライカーのダビド・ビジャがヴィッセル神戸入団会見を行なった。

 前日の段階でアメリカ・メディアを中心にJリーグ挑戦が決定的とされていたビジャは、1日に神戸入り。その足でJ1リーグ最終節のベガルタ仙台戦を観戦し、3-2で新天地となる神戸が勝利した一戦を見守った。

 試合後の会見で、「自分の最大限を尽くして、チームをより高みに持っていくために頑張りたい」と、早くも来シーズンに向けた力強い意気込みを口にしたビジャ。そんなワールドクラスのストライカーのJリーグ挑戦に海外メディアも大いに沸き立っている。

 ビジャの前所属であるニューヨーク・シティが拠点を置くアメリカの一大スポーツ専門メディア『ESPN』は、今回の入団に対し、「彼はニューヨークを離れ、親友であるアンドレス・イニエスタのいる日本のヴィッセル神戸へ加入する」と伝えたうえで、次のように記した。

「彼はニューヨーク・シティで124試合・80ゴールを記録してMLSを離れる。クラブの初代キャプテンとして4年間プレーした彼は、友人のアンドレス・イニエスタが今年5月に移籍した神戸での、新たなチャレンジを選択した。神戸は今シーズン、難しい時を送ったが、日本の大手企業『楽天』がスポンサーについており、ルーカス・ポドルスキなどスター選手が揃っている」

 また欧州メディアも、かつてEUROとワールドカップで得点王に輝いた点取り屋の新たなる挑戦を一斉に報道。ビジャの母国であるスペインの有力紙『AS』は、「36歳のスペイン人は来年2月から始まる新シーズンに先んじて日本への移籍を発表した。彼の入るヴィッセル神戸は、土曜日にクラブとして新たなステップを踏み出した」と伝え、さらにイタリア紙『Tutto Sport』は、次のように期待を込めた。

「最近、アメリカのニューヨーク・シティとの契約を延長しないことを発表していたビジャの新天地は、イニエスタのいる日本の港町に落ち着いたようだ。ヴィッセル神戸は、攻撃的ポジションにルーカス・ポドルスキもいる精鋭揃いのチームだ」

 今シーズンのJ1最終節で電撃的な入団を発表したビジャ。36歳となりすでに選手としてのピークは過ぎたが、世界トップクラスの舞台で培ってきた技術を存分に披露してほしいものだ。

次ページ[動画]ビジャのヴィッセル神戸移籍を発表したクラブ公式YouTube

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事