香川、浅野らブンデス戦士たちの憩いの場に!? デュッセルドルフの日本式焼き肉店がドイツで話題沸騰中!

2018年11月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

日本人選手たちがたびたび来訪!

代表ウィーク中、デュッセルドルフの日本式焼き肉店を香川、酒井高、浅野が、そろって訪れたようだ。 (C) Getty Images

 デュッセルドルフの地元紙『Westdeutsche Zeitung』に、ある日本式焼き肉店が紹介され、話題となっている。

 店の名前は『阿吽(Ah-Un)』。デュッセルドルフのハンサウアレー通りの一角に、日本人オーナーで店主の印牧衆(かねまき・しゅう)さんが、約1年前にオープンした。

 これまで「特に忙しくなかった」という印牧さんだが、ここ2、3カ月で急激に繁盛するようになった。それは、著名なゲストたちの来店がきっかけとなったという。

 ゲストとは、ブンデスリーガで戦う日本人選手たちだ。

 同紙に、「多くの日本人サッカー選手のスターの方々が足を運んでくださった」と語った印牧さん。いわく、最近はドルトムントの香川真司、ハノーファーの浅野拓磨が訪れた。

 これまでには、フランクフルトの長谷部誠、ハンブルクの酒井高徳がたびたびディナーで来店しているという。デュッセルドルフの宇佐美貴史にいたっては、週に何度も姿をみせており、さらにベルギーやオランダでプレーする選手たちもここを訪れているそうだ。

 代表ウィークでリーグが休止していた期間、香川と酒井、そして浅野が3人そろった写真をインスタグラムにアップして話題になったが、この店を訪れることも目的だったとみられる。

 日本人が多く定住している街として有名なデュッセルドルフだが、日本式の焼き肉店は珍しいという。「テーブルごとに仕切りがあり、セルフで焼くシステムなど、日本の焼き肉店をそのままドイツに運んできたようだ」と、同紙は紹介している。

 脂が豊富なカルビやハラミ、タンなど肉の種類も豊富なうえ、日本式焼き肉特有の甘辛いタレも楽しめるため、日本の味が恋しくなった人々にとっては、貴重な場所となっている『阿吽』。評判が評判を呼び、地元テレビ局の長寿料理番組『Mein Lokal, Dein Lokal』への参加ことも決まったとのことだ。

 ドイツやその周辺諸国でプレーしている日本人選手にとっても、なじみ深い日本式焼き肉店は、何よりの癒やしになっているのだろう。そしてサッカーファンにとっては、ここが観光名所になる日も遠くなさそうだ。

次ページ【写真】香川真司、酒井高徳、浅野拓磨がそろって来店

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事