【J1採点&寸評】C大阪0-3柏|伊東、中山らは高評価も…柏が無念のJ2降格

2018年11月24日 多田哲平(サッカーダイジェスト)

C大阪――清武の局面打開は効いていた

【警告】C大阪=なし 柏=なし
【退場】C大阪=なし 柏=なし
【MAN OF THE MATCH】伊東純也(柏)

[J1リーグ33節]C大阪0-3柏/11月24日/ヤンマースタジアム長居
 
【チーム採点・寸評】
C大阪 5
前半こそ良いリズムでゴールに迫ったものの、徐々に残留が懸かっていた相手に気圧され失速。終わってみれば3失点と不甲斐ない出来で今季ホーム最終戦を終えた。
 
【C大阪|採点・寸評】
GK
21 キム・ジンヒョン 5

前半は、相手がシュート精度を欠いていたこともあり、落ち着いていた。ところが後半にミドルシュートを決められ、崩れてしまったのが残念。
 
DF
2 松田 陸 5.5

29分の柿谷へのクロス、44分のミドルシュートなど前半は後方から攻撃を活性化させたものの、ゴールには結びつかず。後半は勢いを失った。
 
14 丸橋祐介 5
鋭いCKでもチャンスを作った。一方で不安だったのは守備面。伊東に度々背後のスペースを突かれ、ピンチを招いた。
 
22 マテイ・ヨニッチ 5.5
前半はクリスティアーノをよく止めていたが、後半はややマークが緩慢に。押され気味の展開を撥ね返せなかった。
 
23 山下達也 5
ハイポジションを取る丸橋の背後のスペースを埋めるのに苦心。スピードのある伊東を抑えきれずに度々エリア内に侵入された。
 
MF
6 山口 蛍 5.5

目立たないながらも出どころを抑えるポジショニングはやはり素晴らしい。ただ2失点目のシーンではカバーリングが間に合わなかった。
 
7 水沼宏太 5
(84分IN)
献身的にアップダウンを繰り返して右サイドの主導権を握ったが、あまり効果は表れず。むしろ枠に飛ばせなかった35分のシュートの印象が強い。
 
10 清武弘嗣 6

左太もも裏の怪我が回復し、30節のFC東京戦ぶりの先発復帰。テクニックは別格で、特に局面を一気に打開するロングパスも効いていた。
 
11 ソウザ 5.5
強烈なミドルシュートやFKでゴールを強襲。チーム最多の5本のシュートを放つも、GK中村を中心とした守備に阻まれた。

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