【日本4-0キルギス|採点&寸評】MOMは格の違いを見せた中島。ゴールを決めた山中、原口らはアピールに成功したとまでは言えず…

2018年11月20日 本田健介(サッカーダイジェスト)

山中は開始2分に代表初ゴールをマーク

【警告】日本=なし キルギス=タゴエ(26分)、アフメドフ(50分) 
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】中島翔哉(日本)

[キリンチャレンジカップ2018]日本 4-0 キルギス/11月20日/豊田スタジアム
 
【日本代表・総評】

4日前のベネズエラ戦からメンバーを総入れ替えして臨む。開始2分に先制する幸先の良いスタートも、キルギスとの実力差を考えれば前半でさらに点差をつけるべき試合だった。後半途中からレギュラー陣を投入し、相手を突き放したが、来年1月のアジアカップに向けて強化になったかは疑問だ。
 
【個人採点・寸評】
GK
12 権田修一 6
ピンチらしいピンチはなし。57分には相手FKのボールをこぼしかけるがすぐにキャッチ。最後まで集中は切らさなかった。
 
DF
20 槙野章智 6(61分OUT)
吉田に代わりキャプテンマークを巻いて出場。声を張り上げながら最終ラインを統率し、キルギスの攻撃を撥ね返した。「慢心しないことが大事」と前日に語った言葉を体現した。ただ相手FKのシーンで負傷したのか途中交代となった。
5 山中亮輔 6.5
スタメンとしてA代表デビューすると、開始2分に自慢の左足を一閃! 代表初ゴールを見事に挙げた。ただその後も積極的なオーバーラップを見せるも、効果的な仕事は少なかった。
 
3 室屋 成 5.5
高い位置をキープし、攻撃をサポート。巧みなドリブルで右サイドを崩しにかかった。だが、クロスがことごとく味方に合わなかった点はマイナスだ。
 
2 三浦弦太 6
クリアが相手に渡ってしまうシーンはあったが、球際では落ち着いた対応を披露。縦パスの意識も強かった。48分のヘッドは決められず。

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