「素晴らしかった。じつに見事だった」 シアラーも絶賛したダービーでのシティの3点目は“プレミア歴代2位”

2018年11月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

ペップは「まだ11月」と慎重な姿勢を崩さず。

ユナイテッドとのマンチェスター・ダービーを制し、首位の座をキープしたシティ。このまま優勝まで突っ走れるか? (C) Getty Images

 マンチェスター・シティは11月11日、プレミアリーグ第12節でマンチェスター・ユナイテッドとのダービーマッチに臨み、この戦いを3-1で制した。

 勝利を決定づけるイルカイ・ギュンドアンの3点目は、データサイト『Opta』によると、44本のパスをつないだ末のゴールだった。これは、2015年9月にユナイテッドのフアン・マタが決めたゴール(45本)に続く歴代2位の数字だという。

 英公共放送『BBC』によると、元イングランド代表のアラン・シアラーは「素晴らしかった。じつに見事だった」と、シティの3点目に賛辞を寄せた。

「シティは自信に満ちていた。ユナイテッドは本気でプレスをかけようとしなかったね。熱がこもっていなかった。シティ相手にそれではやられる」

「あの選手たちにボールを持つ時間を与え、顔を上げさせて、彼らが望むタイミングでパスをさせてしまっては、今回のユナイテッドのようにやられるだろう」
 
 シティのジョゼップ・グアルディオラ監督は、「パスをするのは、相手を動かすためだ」と述べた。

「ただボールを回すだけでは、まったく意味がないんだよ」

 宿敵ユナイテッドとの勝点差を12に広げ、2位リバプールに勝点2差で首位を快走するシティ。だが、英衛星放送『Sky Sports』によると、グアルディオラ監督は、「シティだけじゃない。リバプール、チェルシー、アーセナル、それにトッテナムにも優勝するチャンスはある。まだわずかなポイント差でしかないんだ」と、慎重な姿勢を貫いている。

「大事なのは継続性だ。大半で良いプレーができているが、改善できるところはたくさんある」

「それに、まだ11月だ。試合はたくさんある。前半戦すら終わっていない。サッカーではいろいろなことがあり得るんだ。いまは良い気分だし、素晴らしい1か月を過ごせたとの自負もある。得点を量産しており、チャンスもたくさんつくって、相手にはチャンスを許していない」

 10月のインターナショナルウィーク明けから、公式戦7戦全勝で今月のインターナショナルウィークを迎えたシティは、このまま連勝街道を突っ走っていけるだろうか。
 

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