日本人選手はいずれもメンバー外に
ケインの終盤の2ゴールでトッテナムは望みを繋いだ。残り2試合、上位2チームとの対決で逆転することができるか!? (C) Getty Images
11月6日(現地時間)、チャンピオンズ・リーグ(CL)グループステージの第4節で、グループA~Dまでの8試合が欧州各国で行なわれた。
グループAのドルトムント、Bのバルセロナは、勝てば決勝トーナメント進出が決まるところだったが、前者はアトレティコ・マドリーの雪辱を許して足踏み、後者は終盤にマウコムのゴールで先制するも、土壇場でインテルに追いつかれて勝点1止まりに終わり、いずれも突破は次節以降に持ち越しとなった。
グループAのドルトムント、Bのバルセロナは、勝てば決勝トーナメント進出が決まるところだったが、前者はアトレティコ・マドリーの雪辱を許して足踏み、後者は終盤にマウコムのゴールで先制するも、土壇場でインテルに追いつかれて勝点1止まりに終わり、いずれも突破は次節以降に持ち越しとなった。
逆に敗退チームは幾つか決まり、グループAではアンリ新監督の下でも低調が続き、ホームでクラブ・ブルージュに0-4の大敗を喫したモナコ、グループDではいまだ勝点なしのロコモティフ・モスクワが、いずれも早々に脱落の憂き目に遭った。
インテルとバルサが引き分けたことで、望みを繋いだのはトッテナム。PSVに開始2分で先制され、長くリードされる時間が続いたものの、エースのケインが終盤に2点を挙げて逆転勝利を飾った。残り試合の相手は、インテル、バルサ。運命が決する次節のインテル戦(ホーム)は見ものだ。
グループCでは、昨シーズンのファイナリストで首位のリバプールが、CL初出場のレッドスターに敗れるという波乱が起こった。
敵地「マラカナ」での一戦、スターリッジが決定機を迎えるもこれを活かせず、パブコフにCKからのヘッド、強烈なミドルを浴びて前半のうちに2失点。後半、多くのシュートを放つもついにゴールネットを揺らせず、ホームチームに初勝利をプレゼントしてしまった。
この結果に加え、ナポリとパリ・サンジェルマンが勝点1を分け合ったことで、「最激戦区」と呼ばれるグループCは、4チームが勝点2のあいだにひしめき合う混戦模様に。次節はパリSG対リバプール、ナポリ対レッドスターの対戦となるが、抜け出すのはどのチームか。
最後にグループDでは、ポルトガル3勝目を挙げ、次節以降であと勝点1を加えれば決勝トーナメント進出が決まる。シャルケはガラタサライを下して公式戦3連勝を飾り、グループ突破に向けて有利な状況に立った。
なお、この日は香川真司(ドルトムント)、長友佑都(ガラタサライ)ともにベンチ外となり、日本人選手の出場はなかった。
それぞれの試合結果と得点者、そして順位は次頁の通り。なお、7日は第4節の残り、グループE~Hの8試合が行なわれる。