「死に物狂いでやるしか…」残り2試合で降格圏の17位に沈む柏。加藤監督が心境を激白!

2018年11月06日 サッカーダイジェストWeb編集部

ポゼッション率は65%。ボールは圧倒的に支配できていたが…

残り2試合、柏は残留へ巻き返すことができるだろうか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ32節]柏2-3鹿島/11月6日/三協F柏

 J1残留へ痛恨の黒星を喫した。

 ACL決勝第1戦から中2日で臨んだ鹿島が先発を総入れ替えして臨んできたのに対し、柏はほぼ現状のフルメンバー。90分のボール支配率も柏が65.6%(※optaデータによる)と大きく鹿島を上回るなど、流れの中では俄然優位に立っていたはずだったが……。

 柏の加藤望監督は試合後、フラッシュインタビューに応じ、「相手陣内でしっかりゲームができたと思います。ただ、結果が……ということですね」と言葉を濁した。

 前半は瀬川にふたつのファインゴールが生まれたが、鹿島にはセットプレーから2発を叩き込まれた。さらに、後半もミスからのワンチャンスを活かされ、決勝点に結び付けられてしまった。

「柏らしさも出せたのでは?」というインタビュアーからの質問に、加藤監督は「そういうことをこのゲームで表現していこうということでゲームに入って、選手たちは一生懸命プレーで表現してくれたと思います」と、選手たちのパフォーマンスを評価した。

 それでも、残り2試合で16位の鳥栖とは勝点3差、15位の名古屋とは同4差がついている。10日の結果次第では、さらに勝点差が開く可能性もある。いずれにしても厳しい状況に変わりはないが、指揮官は「とにかく死に物狂いでやるしかないと思う」と決意を語っていた。

【柏 2-3 鹿島 PHOTO】雨中の激闘を制したのは試合巧者の常勝軍団
 
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事