「鹿島にとって欠かせない“鍵”だ」英誌がACL決勝で躍動した19歳、安部裕葵のポテンシャルに着目!

2018年11月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

安部をスコアラーふたりと並び高く評価

安部は先発出場し、68分までプレー。得点にこそ絡まなかったが、中盤で非常に効果的な働きをした。 写真:徳原隆元

 クラブ史上初のACL決勝に進んだ鹿島が、ホームでペルセポリスを2-0で下した。 英国のサッカー専門誌『 Four Four Two』も速報で報じた。

 まずは「ブラジル人デュオが鹿島のタイトル獲得に優位を与えた」と評して、先制点を決めたレオ・シルバ、そして2点目を決めたセルジーニョの活躍に触れ、「鹿島に"報酬"以上のものを与える得点を決めて、チームを優位な立場に押し上げた」と絶賛。クラブ初のACL王座を近づける原動力となったと評されている。

 そして、インドネシアで開催されていたU-19アジア選手権で日本代表の4強入りに貢献し、このACL決勝戦のために準決勝には出場せず、帰国した安部裕葵についても「明らかになった安部のポテンシャル」と言及しているので紹介しよう。
 

「決勝の第1レグでプレーした安部の働きは、非常に素晴らしいものだった。爆発的なポテンシャルを秘め、精力的に走り、そして知能を使ったプレーもできる巧者であった。19歳のアタッカーは左からドリブルで何度も攻め上がり、中盤とトップの鈴木優磨の間をつなぎ、鹿島が最高の瞬間を迎えるために、欠かせない"鍵"となった」

 そして、敗北したペルセポリスについてはこう綴られている。

「この状況からペルセポリスが逆転するためには、どうすべきか。もちろん決勝は終わっていないが、第2戦では大幅に改良されたチームを示すことが必要になるだろう。

 まず、次の土曜日にイランのペルセポリスは攻勢に出て、スコアを振り出しに戻す必要がある。第1戦と同じであれば、鹿島が快適にゲームを進め、タイトルを獲得する可能性が高い」

 第2戦は11月11日にイランの首都テヘランにあるアザディ・スタジアムで開催される。

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