マンCが韋駄天スターリングと契約延長で口頭合意! 気になる給与はイングランド人最高額に!?

2018年11月02日 サッカーダイジェストWeb編集部

スターリングの契約延長合意の裏で、クラブには心配なニュースも…。

クラブと新たな契約を更新したとされるスターリング。その給与はイングランド人史上最高額と破格のものとなりそうだ。 (C) Getty Images

 実現すれば、イングランド人選手として最高額のサラリーを手にすることになるそうだ。

 英紙『Telegraph』紙など複数の英メディアは、マンチェスター・シティがラヒーム・スターリングと契約を延長することで口頭合意に達したと報道した。

 現在23歳のスターリングは2015年7月にリバプールから4900万ポンド(約73億5000万円)でマンチェスター・Cに移籍。現在の契約は2020年6月までとなっており、以前からクラブと延長を巡って交渉していた。

『Telegraph』によれば、新契約は2023年6月までとなり、サラリーは現在の週給18万ポンド(約2700万円)から約30万ポンド(約4500万円)に跳ね上がるとのこと。この基本給や肖像権のほかに、チームの試合数の60%に出場した場合やパフォーマンスに応じたボーナスが加わるという。
 これにより、スターリングはイングランド人選手として最高額の報酬を受け取る。プレミアリーグでも有数の高給取りとなるのだ。

 マンチェスター・Cは、この1年でケビン・デ・ブルイネやガブリエウ・ジェズス、エデルソン、ニコラス・オタメンディ、ダビド・シルバ、フェルナンジーニョ、セルヒオ・アグエロと、次々に主軸との契約を延長。スターリングもその流れに乗る形だ。

 昨シーズン、プレミアリーグで18得点を記録し、勝点100という偉業と優勝を達成したチームに貢献したスターリングは、今シーズンもプレミアリーグの4得点をマークするなど、チームに欠かせない一員。それだけに、契約延長に近づいたことは、マンチェスター・Cにとって朗報と言えるだろう。

 その一方で、マンチェスター・Cには、心配な知らせも届いている。フルアムに2-0と勝利した11月1日のリーグカップ4回戦で、デ・ブルイネが負傷交代を余儀なくされたのだ。

 右膝の負傷で8月に長期離脱を余儀なくされたデ・ブルイネは、復帰後2度目となる先発出場を果たしたが、終了間際の85分に交代。英公共放送『BBC』によると、ジョゼップ・グアルディオラ監督は「ドクターたちがチェックしている。何もないのか、何か深刻なものなのか、今は我々も分からない」と述べるにとどまった。

 リバプールとの熾烈な争いを繰り広げているプレミアリーグで首位に浮上したシマンチェスター・Cとしては、今後の過密日程を考えても、復帰2週間でデ・ブルイネが再び長期離脱とならないことを願っているだろう。
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