イタリア代表次期監督 本命コンテは辞退か。ザッケローニの可能性も

2014年08月05日 ジャンルカ・ディ・マルツィオ

8月11日のFIGC会長選挙の行方に注目。

ワールドカップでは期待を大きく裏切ったザッケローニだが、イタリア代表の次期監督候補として名前が挙がる。 (C) Getty Images

 ブラジル・ワールドカップで敗退後にチェーザレ・プランデッリが辞任して以来空席になっているイタリア代表監督ポストは、8月11日のイタリア・サッカー連盟(FIGC)会長選挙後、新会長の権限で任命される予定になっている。
 
 下馬評で本命と見られているのは、ユベントスの監督を電撃辞任したアントニオ・コンテだ。もっともコンテ自身は、40代のいま代表監督の座に就くのはキャリア上タイミングが悪いと考えているようで、年俸の低さ(170万ユーロ=約2億3800万円)も含めて、オファーを受けても断る可能性が高い。
 
 他にはロベルト・マンチーニ(前ガラタサライ監督)、ルチアーノ・スパレッティ(前ゼニト監督)の名前が挙がっているが、現時点でFIGC会長就任が濃厚と見られているカルロ・タベッキオは、アルベルト・ザッケローニ(前日本代表監督)を登用したいと考えているという噂も聞こえてくる。まずは会長選挙の行方に注目だ。
 
文:ジャンルカ・ディ・マルツィオ
翻訳:片野道郎
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