【スタッツで読み解くビッグマッチ|トッテナム×マンC】シルバの際立ったパフォーマンスがデータにも!

2018年10月30日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

ケインのシュート数はわずか1本。

シュート数とキーパスは両チームを通じてトップ。ゴールにこそ直接絡めなかったものの、シルバが際立ったパフォーマンスでマンCの勝利に貢献した。 (C)Getty Images

[プレミアリーグ10節]トッテナム 0-1 マンチェスター・C/10月29日(月)/ウェンブリー

 マンチェスター・シティが敵地ウェンブリーに乗り込んだトッテナムとの難しいゲームに辛勝し、首位と無敗をキープした一戦だ。

 ボールポゼッションはトッテナムが47.9%でマンCが52.1%とほぼ互角ながら、大差がついたのはシュート数。トッテナムの4本に対してマンCが13本と圧倒した。アタッキングサードでいかに効果的なプレーができていたか、その違いとも言えるだろう。

 エースのケインがわずか1本とシュートが少なかったトッテナムは、仕掛けの局面でクオリティーを欠いた。左サイドを崩して最後はエリア内でラメラが左足で合わせた80分の決定機をモノにできなかったのが痛恨だった。

 一方、マンCで際立っていたのがインサイドハーフでプレーしたシルバだ。アグエロと並ぶ1位タイの3本を放ったシュート数と5本を記録したキーパスは、両チームを通じてトップ。またパス本数(59本/3位タイ)とボールタッチ数(80回/2位タイ)も際立った数字を残しており、加えて2回を記録したタックル成功数はチーム2位と、守備の局面でも頼りになった。
 
≪チームスタッツ≫
■ボールポゼッション
トッテナム(47.9%) - マンチェスター・C(52.1%)

■パス総数
トッテナム(476本) - マンチェスター・C(514本)

■パス成功率
トッテナム(80%) - マンチェスター・C(83%)

■シュート数
トッテナム(4本) - マンチェスター・C(13本)

■枠内シュート数
トッテナム(1本) - マンチェスター・C(6本)

■タックル成功
トッテナム(18回) - マンチェスター・C(13回)

■クリア
トッテナム(20回) - マンチェスター・C(22回)

■インターセプト
トッテナム(7回) - マンチェスター・C(15回)

■空中戦勝利
トッテナム(12回) - マンチェスター・C(11回)

  
≪個人スタッツ(TOP3)≫
■シュート数
[トッテナム]
1位 ラメラ(2本)
2位 アルデルワイレルド(1本)
   ケイン(1本)

[マンチェスター・C]
1位 アグエロ(3本)
   シルバ(3本)
3位 スターリング(2本) 他2人

■パス本数
[トッテナム]
1位 トリッピアー(73本)
2位 デイビス(64本)
3位 アルデルワイレルド(59本)

[マンチェスター・C]
1位 シルバ(59本)
   B・シウバ(59本)
3位 ストーンズ(56本)

■キーパス(シュートに繋がったパス)
[トッテナム]
1位 トリッピアー(2本)
2位 ラメラ(1本)
3位 アリ(1本)

[マンチェスター・C]
1位 シルバ(5本)
2位 スターリング(3本)
3位 B・シウバ(1本)

■ドリブル成功
[トッテナム]
1位 ルーカス(2回)
2位 デンベレ(1回)
3位 ラメラ(1回) 他2名

[マンチェスター・C]
1位 ウォーカー(3回)
2位 マハレズ(2回)
   B・シウバ(2回) 他1名

■ボールタッチ数
[トッテナム]
1位 トリッピアー(83回)
2位 デイビス(80回)
3位 アルデルワイレルド(68回) 他1名

[マンチェスター・C]
1位 シルバ(80回)
2位 B・シウバ(71回)
3位 マハレズ(70回)

■インターセプト
[トッテナム]
1位 シソコ(4回)
2位 デンベレ(2回)
3位 デイビス(1回)

[マンチェスター・C]
1位 フェルナンジーニョ(4回)
   B・シウバ(4回)
3位 ラポルト(3回)

■クリア
[トッテナム]
1位 サンチェス(9回)
2位 デイビス(4回)
3位 アルデルワイレルド(2回) 他1名

[マンチェスター・C]
1位 ラポルト(7回)
   ストーンズ(4回)
3位 ウォーカー(3回)

■タックル成功
[トッテナム]
1位 デイビス(4回)
2位 デンベレ(3回)
   トリッピアー(3回)

[マンチェスター・C]
1位 フェルナンジーニョ(5回)
2位 シルバ(2回)
   マハレズ(2回)
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