バルサに移籍しなかったグリエーズマン、今夜のクラシコを「かなり面白い試合になる!」と予想

2018年10月28日 サッカーダイジェストWeb編集部

「メッシ不在でもバルサには」

バルサに移籍せず残留の道を選んだグリエーズマンが、世界最大のビッグマッチ「クラシコ」について語る。(C)Getty Images

 バルセロナに移籍するのではなく、アトレティコ・マドリーに残ることを選んだアントワーヌ・グリエーズマンは、10月28日のラ・リーガ第10節、バルサ対レアル・マドリーのクラシコに第3者として注目している。

 チャンピオンズ・リーグ(CL)のプルゼニ戦で公式戦6試合ぶりに白星を取り戻したマドリーだが、ジュレン・ロペテギ監督の進退を巡る報道はいまも絶えない。クラシコ後の監督交代も噂されている。

 一方で、リオネル・メッシが負傷離脱したバルサは、公式戦7連勝中と好調だったインテルとのCLでラフィーニャがその代役を務め、2-0と快勝した。ただ、クラシコというビッグマッチで大エースが不在なのはやはり懸念材料だ。
 
 ともに万全の状態ではない中で迎える今回のクラシコ。グリエーズマンは『ESPN』のインタビューで「すべてのクラシコと同じように、素晴らしい試合になるだろう」と期待を寄せた。

「バルサにとっては、メッシを起用できないのが残念だね。でも、彼らには勝つための選手たちが他にも揃っている。マドリーは前に進むために勝利が必要だ。かなり面白い試合になるだろう」

 グリエーズマンは「バルサとマドリーに近づけるように、しっかり仕事をして向上を続けなければ」と、アトレティコのタイトル争いにも言及している。

「つねにトップ3の一角でいる安定感が必要だ。これまで長年そうしてきた。そしてもちろん、ある年にすべてが起こることもある。とくに今シーズンは、どこもスタートで少し勝点を落としているからね」

「僕たちはそれを生かさなければいけない。そして、どこまで行けるか見てみよう」

 アトレティコは27日、ホームでレアル・ソシエダに2-0で勝利。ミッドウィークのCLでドルトムントに0-4と大敗した傷は少し癒えた。このまま白星を取り戻し、優勝争いに留まることができるか。
 
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