【J1採点&寸評】仙台2-3鳥栖|闘志溢れるプレーが際立つ元レバノン代表DFに最高評価!! 金新監督の采配も冴える!

2018年10月21日 小林健志

仙台――リスタートからの失点を重ねる結果に

【警告】仙台=大岩(44分) 鳥栖=J・オマリ(63分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】ジョアン・オマリ(鳥栖)

[J1リーグ30節]仙台2-3鳥栖/10月20日(土)/ユアスタ
 
【チーム採点・寸評】
仙台 5.5
立ち上がりは丁寧なパス回しから決定機を作れていたが、相手がサイドアタックで数的優位を作り始めるとミスやファウルが増えてリスタートから失点を重ねた。終盤のパワープレーも実らなかった。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
1 シュミット・ダニエル 5.5
3失点自体はいずれも責められないが、相手のクロスやロングボールでの攻撃に対し、もう少し効果的に守備の選手を動かしたかった。
 
DF
13 平岡康裕 5.5
攻撃に積極的に絡んで、決定機にも絡めていたのは良かったが、2失点目でF・トーレスに競り負け、試合の流れを大きく相手に傾かせてしまった。
 
27 大岩一貴 5
相手のカウンター攻撃に対し、身を挺した守りを見せたが、1失点目はクリアが小さくなったところを高橋義に拾われ、2失点目はサイドにつり出された後クロスを上げられ、2失点に絡んでしまった。
 
6 板倉 滉 5.5
金崎とのマッチアップが多かったが、体を張ってシュートを抑え込むことはできていた。最後尾からの攻撃参加や、終盤のパワープレーは脅威になっていたが、ゴールにつなげたかった。
 
MF
34 椎橋慧也 5.5
縦パスへの意識が高く、攻撃に絡もうという意識は強かった。しかし、途中から縦パスを読まれてカットされる場面もあり、より臨機応変な対応が求められる。
 
10 梁 勇基 6.5(68分OUT)
前半から積極的にゴール前へ顔を出して決定機に絡み、後半には得意のFKで石原の同点ゴールをアシストした。ベテランらしく中盤を落ち着かせた。
 
4 蜂須賀孝治 5.5
立ち上がりからクロスやラストパスで決定機を演出していたが、対面の小野に決定機を作られ始めると、思い切って前へ出ていくのが難しくなった。
 
40 関口訓充 5.5(61分OUT)
序盤は鋭い突破から決定機をつくっていたが、徐々に背後のスペースを相手に使われるようになり、ピンチを招いてしまった。
 

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