「ヴィッセル神戸は贅沢」「日本のみなさんに嫉妬を覚える」スペインの名物記者が本音を明かす

2018年10月20日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

リージョから「日本行き」の相談を受け…。

リージョ監督が持ち込んだポゼッションサッカーの鍵を握るイニエスタ。輝きは増すのか。(C)SOCCER DIGEST

 あのジョゼップ・グアルディオラ監督(マンチェスター・シティ)と親交が深いことで知られるスペインの名物記者ヘスス・スアレス氏が、『ワールドサッカーダイジェスト』誌の人気コラム『ザ・ジャーナリスティック  スペイン』の中で、ヴィッセル神戸のファン・マヌエル・リージョ監督について言及している。
 
 スアレス氏は、旧知のリージョ監督について、「彼こそが"本物のフットボール"を提示できる数少ない指導者」と、太鼓判を押す。
 
 辛口で知られる同記者がここまで手放しで称賛する指揮官は、ほかにヨハン・クライフとペップ(グアルディオラ)ぐらいだろう。どちらも、ポゼッションサッカーでバルサイズムを築き上げた名将中の名将だ。
 
 実は、神戸の監督に就任するにあたり、リージョから相談を受けていたという。スアレス記者は、日本人のメンタリティーや技術力の高さなどを伝えたそうだ。
 
 コラムの最後には、次のように綴っている。
 
「果たしてリージョは、アンドレス・イニエスタとともに、どんなフットボールを生み出してくれるのか。とても興味深いが、それにしても神戸はなんと贅沢なチームなのだろう。私は日本の皆さんに嫉妬を覚える」
 
 リージョの下でプレーするイニエスタ。その姿を見られるのは、とても幸運なことなのかもしれない。
 
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