「北朝鮮を叩きのめした!」AFC公式が快勝劇を呼び込んだ久保建英のスーパーゴールを絶賛!

2018年10月20日 サッカーダイジェストWeb編集部

「あのゴールが流れを引き寄せる分岐点に」

日本に流れを引き寄せる一撃を決めた久保。エースの面目躍如と言えるゴラッソだった。 写真:佐藤博之

 インドネシアで開催されているU-19アジア選手権は10月19日、日本対北朝鮮のグループBの第1戦が行なわれた。前大会優勝の日本は、ディフェンディング・チャンピオンとして臨んでいる。

 大会連覇を狙う大事な初戦で、U-19日本代表の影山雅永監督は、17歳の久保建英をスターティングメンバーに起用した。

 試合は前半からゴールの奪い合う目まぐるしい展開。8分に斉藤光毅が先制し、19分には伊藤洋輝が追加点を加えて日本が2-0とリードするも、北朝鮮に36分、41分と立て続けにゴールを奪われ、2-2で前半を折り返した。だが後半は攻勢を強めた日本が久保建英のFKなどで3点を加え、5-2の快勝を収めた。

 アジア・サッカー連盟(AFC)の公式サイトは、この試合を「ボゴールのパカンサリ・スタジアムで、クボが北朝鮮を叩きのめすゴールを決めた」と報じている。
 
「2得点した後の2失点に、日本は動揺しているようだった。混乱のうちに前半を終えた日本は、ハーフタイム後はリズムを取り戻しているように見えたが、開始直後から北朝鮮のカウンター攻撃などに脅かされ、徐々に雰囲気が悪くなりそうな気配があった。

 だが、それを断ち切ったのがタケフサ・クボのもたらした、勝ち越しゴールだ。65分、ボールがネットに吸い込まれるような、非常に高いクオリティーのFKを決めた。このゴール以降、日本は優位に試合を進めていく。流れをぐっと引き寄せる分岐点となったのである。

 日本代表は90分と93分に追加点を挙げ、最終的に3点のリードで勝利を収めた。王者は順調な滑り出しを見せたのだ」

 他会場で行なわれていた同じグループBのタイ対イラク戦は3-3のドローに終わった。その結果、日本は早くもグループBの首位に立っている。10月22日のグループリーグ第2戦でタイと相まみえる。

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