【2014南関東総体】代表校レポート|前原

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

全員で掴んだ、36年ぶりのインターハイ!

前原
所在地:沖縄県うるま市字田場1827番地 
創 立:1945年 創 部:1945年
主なOB:――

 今年4月に就任した和仁屋監督の下、チームはパスサッカーを掲げ、バイタルエリアやギャップに積極的に縦パスを打ち込み、厚みのある攻撃からゴールを奪いにいく。
 
 そのサッカーの中心となっているのがCFの田里(3年)と、2シャドーの安座間(3年)と當山(3年)らが織り成す前線のトライアングルだ。このユニットが巧みなコンビネーションで崩すサッカーは迫力満点だ。一方、守っては奥間(3年)と仲元(3年)のCBコンビと、アンカーの大保(2年)を中心とした組織的な守備は安定感十分。それが前線のトライアングルを後方から強力にサポートする。
 
 攻守が上手く噛み合うことで、今年は新人戦優勝を果たし、地区予選でも準決勝まで全試合無失点勝利と快進撃を続けた。決勝では那覇を相手に3点を先行し、その後2点を返されたものの、最後は粘りの守備で逃げ切り、全国行きを決めている。
 
 まさに全員の力で勝ち取った、36年ぶりのインターハイ。決戦の地・山梨ではチャレンジャー精神を忘れず、全国の強豪を相手に持ち前のパスサッカーを披露したい。
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