【J1展望】柏×名古屋|残留争い直接対決!苦境を救うのは柏の中山か、名古屋の新システムか?

2018年10月18日 サッカーダイジェスト編集部

柏――復帰の中山は「コンディションが上がってきている」

故障者/柏=中村、澤 名古屋=ホーシャ
出場停止/柏=なし 名古屋=なし

J1リーグ30
柏レイソル-名古屋グランパス
10月19日(金)/19:30/三協フロンテア柏スタジアム
 
柏レイソル
今季成績(29節終了時):14位 勝点33 10勝3分16敗 38得点・45失点
 
【最新チーム事情】
●ルヴァンカップ準決勝の湘南戦は2戦合計3-3。PK戦の末に敗退した。
●伊東が日本代表のパナマ戦で1ゴール。オルンガもケニア代表のエチオピア戦で得点を決めた。また、伊東は代表戦の負傷は問題なく、チームに合流後もフルメニューをこなす。
●負傷離脱していた鎌田がトレーニングに完全合流。

【担当記者の視点】
 前節の広島戦、左膝を負傷していた中山が5か月ぶりに戦列復帰した。ルヴァンカップ準決勝・湘南戦の2試合を含めて、公式戦3戦連続出場を果たし、中山も「試合を重ねるごとにコンディションが上がってきている」と状態は上向きにある。
 
 中山の復帰によりビルドアップの起点が増え、最終ラインからパスをつないで組み立てる柏本来のポゼッションが蘇った。ルヴァンカップの湘南戦はPK戦の末に敗れはしたが、柏らしいポゼッションを展開したのは残留に向けた大きなプラス材料だ。
 
 今節の名古屋戦、ケニア代表のオルンガは、直前の合流のため出場の可能性が五分五分だが、日本代表から戻った伊東は心配された怪我の影響はなくスタメンが予想される。

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