【2014南関東総体】代表校レポート|高川学園

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

原点回帰で限界にチャレンジする。

高川学園
所在地:山口県防府市大字台道3635
創 立:1878年 創 部:1946年
主なOB:藏川洋平(熊本)、高松大樹(大分)、中原貴之(仙台)など。

 県内で無冠に終わった昨シーズン終了後、付属の高川学園中から江本監督が昇格。前身の多々良学園高OBでもある指揮官はまず、当時を彷彿させるオレンジ色を正ユニホームに採用。選手権に15年連続で出場し、2007年には国立にも立った「山口の顔」としてのプライドを取り戻す一年がスタートした。
 
 今年の3年生は高川学園中の一期生であり、ともにプレーして、6年目を迎える集大成の年だ。DF石田③、原③、MF小林③など要所を固める彼らが、あうんの呼吸で繰り出す連係をベースに、GK野稲③、MF中村③、FW岡田③といった高校からの入学組がバランスよく融合。チームのためにハードワークも厭わない戦いぶりに、指揮官も「強い精神力を持ったチーム」と評価する。
 
 全試合でスタメンを固定しなかった地区予選では、お互いが切磋琢磨しながら、ドリブルとパスを組合せ、ピッチを広く使うサッカーを展開。危なげないスコアで3年ぶりにインターハイ代表の座を掴んだ。全国では全精力を挙げて、自分たちの限界にチャレンジする、のが目標だ。
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