【2014南関東総体】代表校レポート|作陽

2014年08月01日 高校サッカーダイジェスト編集部

青山先輩に続け! 連動性の高いサッカーで全国制覇を目指す!

作陽
所在地:岡山県津山市八出1320
創 立:1930年 創 部:1970年
主なOB:青山敏弘(広島)、櫻内渚(磐田)、平岡翼(FC東京)など。

 昨年は平岡翼(FC東京)というスピードスターが攻撃をリードしたが、総合力では今年も昨年に勝るとも劣らない力を持つ。
 
 チームの中心はU-16日本代表のMF伊藤涼(2年)だ。トップ下に君臨し、ずば抜けたパスセンスを駆使して攻撃にリズムを与える。加えて、危機察知能力に長けたボランチの吉森(3年)、空中戦に滅法強いCB山下(3年)らを軸に、ディフェンスも堅実だ。
 
 地区予選では、このセンターラインの安定したパフォーマンスが光った。さらに準々決勝から決勝まで、3試合連続ゴールという離れ業を成し遂げた攻撃的左SBの谷口③、ポストプレーの巧さが光るFW美馬③、高速ドリブルから対戦相手をかく乱するFW原口②という個性派たちが脇を固める。
 
 相手のスペースを巧みに利用し、連動性の高いショートコンビネーションを駆使して、ゴールに迫るそのサッカーは観る者を楽しませてくれるはずだ。
 
 先のブラジル・ワールドカップでは、先輩の青山敏弘がメンバー入り。同じグラウンドでボールを蹴っていた先輩が叶えた夢に続けと、選手たちは青山も成し遂げられなかった『全国制覇』という目標に突き進む。
みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事