【ルヴァン杯|採点&寸評】横浜2-2鹿島|圧巻のスピードで敵を翻弄した仲川。戦列復帰した昌子は?

2018年10月14日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

横浜――ふたりのインサイドハーフが好プレーを披露

【警告】横浜=山中(12分)、大津(39分) 鹿島=犬飼(15分)、西(29分)、L・シルバ(36分)、安西(57分)
【退場】横浜=なし 鹿島=なし
【MAN OF THE MATCH】仲川輝人(横浜)

[ルヴァンカップ・準々決勝第2レグ]横浜2-2鹿島/10月14日/ニッパツ
 
【チーム採点・寸評】
横浜 6
相手の先手を取る守備でリズムを作り、攻撃につなげてチャンスを確実にモノにし、前半で2点のリードを奪う。しかし後半は、攻撃の強度を高めた鹿島の前に2失点。終盤も劣勢の時間帯が続いたが、粘り強く守り3点目を与えず。トータルスコア4-3で決勝進出を果たした。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
21 飯倉大樹 6
10分の安西との1対1は前に出てストップ。最後尾からのビルドアップでも確実につないでチームに落ち着きを与えた。不用意なパスをかっさらわれて失点も、キャッチングは最後まで安定していた。
 
DF
27 松原 健 5.5
前にいる仲川へ効果的な縦パスを入れる。守っては周囲の味方と上手く連動していたが、2失点目は自分のサイドから崩されてしまった。
 
13 チアゴ・マルチンス 6
足もとの不安定さは否めなかったが、クロスやロングフィードなど入ってくるボールをよく弾き返した。鋭い読みのインターセプトも。
 
2 ドゥシャン 5.5
頑丈な守備でゴールを死守。もっとも、押し込まれる状況では相手を捕まえきれない部分もあった。
 
24 山中亮輔 6
アジリティに秀でたプレーを披露。機を見た攻撃参加を繰り出した一方、16分の好位置からの直接FKは壁に当たる。
 
MF
6 扇原貴宏 6
中盤の底でテンポ良くボールを出し入れするのはいつもどおり。自陣ゴール前のデュエルでは安心の強さ。
 
9 大津祐樹 6.5(61分OUT)
攻守両面でエネルギッシュに振る舞う。この男の献身的な働きがチームを鼓舞し、勝利を引き寄せたのは間違いない。
 
14 天野 純 6.5
攻守が切り替わった時のポジショニングが抜群。パスを引き出し、攻撃を展開。34分にはニアゾーンを突いて仲川のゴールをアシストした。

【ルヴァンPHOTO】横浜 2-2 鹿島 横浜が鹿島と引き分けるも、17年ぶりの決勝進出!

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