【日本代表】世代間の融合について遠藤航が持論「そんなに簡単ではない」

2018年10月12日 サッカーダイジェスト編集部

「だからこそ、僕らはやり遂げなくてはいけない」

クラブでも代表でもボランチでプレー。ただ、本人は「ボランチでも3バックの右でもスペシャリスト」が理想だという。写真:龍フェルケル

 今夏に自身初の海外移籍を果たし、新天地のシント=トロイデンVV(ベルギー)では、「一番、自分に合っている」というボランチでプレー。「今の環境は、成長を遂げるうえで理想的」と充実の日々を送る遠藤航は、9月シリーズに続き、パナマ、ウルグアイと対戦する10月シリーズでも、順当に森保ジャパンのメンバーに名を連ねた。
 
 3-0の完勝を収めた9月のコスタリカ戦では、遠藤をはじめ、中島翔哉、南野拓実、室屋成、三浦弦太など、リオ五輪世代の仲間たちが存在感を放った。世代交代という大きなテーマを抱える今の日本代表において、本格的な台頭が待ち望まれる世代だが、遠藤自身は「どちらかと言うと、"突き上げられる立場"だと思っています」という。
 
「僕らの世代が中心となるのは当たり前のことで、それを突き上げとは言いません。逆に堂安(律)をはじめとした東京五輪世代からの突き上げを、『受けて立つ』という意識でやっていかないと」
 
 森保ジャパンのもうひとつのテーマが、"ロシア組"との融合だ。10月シリーズでは、9月シリーズでは未招集だった吉田麻也や長友佑都、柴崎岳、大迫勇也、原口元気、酒井宏樹などロシア・ワールドカップの主力選手が合流したが、彼らとの"共存"について、遠藤は「楽しみ」である一方、「そんなに簡単ではないでしょうね」とも言う。
 
「(難しいのは)それぞれのサッカー観やフィーリングをすり合わせていく作業。ずっと代表で戦ってきたベテラン選手たちには、確固たるプレースタイルや揺るぎない感覚がある。そう簡単に若手に合わせることはしないでしょうから」
 
 もちろん、上の世代との融合に否定的なわけではない。「"それ"ができれば強いチームになるのは間違いない。だからこそ、僕らはやり遂げなくてはいけないんです」と遠藤は言葉に力をこめる。
 
 大きく動き出した新生日本代表において、若手とベテランの中間に位置し、キャプテンシーも備わる遠藤には多くが求められているはず。その大きな期待に応えたい。
 
協力●中田 徹
 
【日本代表PHOTO】キリンチャレンジカップ2018、パナマ・ウルグアイ戦に向けた招集メンバー23人
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