19歳・冨安健洋はパナマ戦で代表デビューなるか!?前日練習を終えて本人は「ミスが多い」と反省

2018年10月11日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「チャンスをもらえれば思いっきりプレーするだけ」

パナマ戦の前日練習に臨んだ冨安。果たして念願の代表デビューは果たせるか?写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は10月11日、翌日のパナマ戦(デンカビッグスワンスタジアム)に向けて新潟市内でトレーニングを行なった。

 パナマ戦でCBとして代表デビューが期待されるのが、ベルギーのシント=トロイデンに所属する東京五輪世代の19歳・冨安健洋だ。

 自身にとって記念すべき一戦になるかもしれないゲームに向けては、「明日になれば緊張するかもしれないですが、平常心でやるのが一番です。チャンスをもらえれば思いっきりプレーするだけですし、無失点に抑えるのが大事です。少し緊張している時のほうが良いですし、ベルギーでの開幕戦も良い緊張感でプレーできました。そういう状態に持っていきたいです」と意気込んだ。
 
 ロシア・ワールドカップで主力を担った吉田麻也、長友佑都らが復帰した今回の合宿は「雰囲気が引き締まりました」と語り、CBの先輩・吉田とは「食事の席も一緒でしたし、散歩にも行きました。サッカー以外の話もさせてもらいました。筋トレをしろとも言われました」と刺激を受けたようだ。
 
 もっとも前日のトレーニングを終えて「今回の合宿では調子が良いわけではないですが、毎日、切り替えながらやっています。ミスも多いですし、普通に良くないですね。疲れもあるのかもしれないですが、疲れていると思ったら疲れていることになってしまいますし、自分ではあまり言いたくはないです」と、自らの状態を懸念してもいる。

 果たしてパナマ戦での出場はあるのか。もしピッチに立てば、新たな扉を開くことになる。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
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