初招集の原口元気が感じた森保ジャパンの印象は?口にしたのは浦和時代の恩師との類似点

2018年10月10日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「久しぶりにやると難しかった」と笑顔で振り返る

森保ジャパンに初招集された原口。トレーニングではある印象を抱いたという。写真:山崎賢人(サッカーダイジェスト写真部)

 10月10日、日本代表は新潟市内で12日のパナマ戦(デンカビッグスワンスタジアム)に向けてトレーニングを行なった。
 
 森保ジャパンに初招集された原口元気は、その練習にある印象を抱いたという。口にしたのは浦和時代の恩師との類似点だ。
 
「ミシャ(ペトロヴィッチ監督/現・札幌監督)のような練習が多かったですね。懐かしいというか、頭をフル回転させる練習が多くて、森保さん自体もミシャに影響されているのかなと感じました。懐かしさを覚えながらやっています。ポジションどうこうではないですが、練習のやり方、メニューが似ているんです」
 
 そし笑顔でこう続ける。

「久しぶりにやると難しいんですよ。ミシャの時も最初は相当に難しいと感じましたが、馴染んでくるというか、代表選手くらいの能力があれば、すぐ慣れると思いますし、試合では良いものが出せるはずです。試合より難しいことをやっているので、試合のほうが良いものを見せられると感じます」
 
 原口は2012年から14年の浦和時代にペトロヴィッチ監督の薫陶を受けて急成長。一方、森保監督は07年9月から09年までペトロヴィッチ監督の下でコーチを務め、その指導法を学び、その後の広島での3度のリーグ制覇へとつなげた。"ミシャスタイル"を熟知するふたりがタッグを組んだ時、どんな化学反応が起こるのか。原口のパナマ戦でのパフォーマンスは楽しみだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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