【J1ベストイレブン】圧倒的な個の力! 静岡ダービーで2発のドウグラスをMVPに! 6名が初選出|29節

2018年10月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

5発快勝の立役者となった清水の2トップを揃って選出。

【29節のベストイレブン】

 J1リーグは10月5日・6日・7日に各地で29節の9試合が行なわれた。ここでは今節の試合からサッカーダイジェストWeb編集部が選定したベストイレブンを紹介する。

【選出理由】
 大量5得点で静岡ダービーを制した清水から、勝利の立役者となった2トップとDF1名をピックアップした。
 
 ひとりは、前に出てつぶすプレーが光り、4点目の起点となるインターセプトと仕掛けも見事だったフレイレ。そして、お互いに2得点ずつを決めた北川航也とドウグラスの2トップを揃って選出した。なかでもドウグラスは圧倒的な個の力で、先制点をお膳立てし、4点目にも絡み、その他にもパスで好機を演出。スーパーな活躍ぶりだったブラジル人アタッカーを最高評価の「8」で今節のMVPとした。
 
 2位・広島を相手に3発の快勝で、9試合ぶりに無失点に抑えた柏からは、大谷秀和と伊東純也をチョイス。前者は、強風吹き荒れるピッチでうまくゲームを運び、バイタルをしっかりと埋めて広島の攻撃を遮断。日本代表にも選出された後者は、シュート2本で2得点を挙げる決定力でチームを勝利に導いた。
 
 また今季初となる3連勝を達成した横浜からは、中盤のハードワーカーとして相手ボールを追いかけ続けた大津祐樹。大阪ダービーでライバルに完勝したG大阪からは、ゲームメーカーとしてさすがの存在感を見せた遠藤保仁。9試合ぶりに勝点3を手にしたFC東京からは、名古屋のジョーに自由を与えなかった森重真人を選んだ。
 
 そのほか、決勝点を奪う活躍を見せた湘南の岡本拓也。右サイドで攻撃の起点となり、守備でも奮闘した神戸の三原雅俊。貴重なPKストップなど、川崎相手にゴールを割らせなかった鹿島のクォン・スンテを選出した。
 

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