日本代表が10月シリーズで掲げるテーマは「戦術浸透」と「個々のチェック」!森保監督はチームコンセプトにも言及

2018年10月04日 本田健介(サッカーダイジェスト)

「全員攻撃・全員守備で、バランス良く戦いたい」

メンバー発表会見に臨んだ森保監督。10月シリーズには長友、吉田らを復帰させた。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 10月4日、10月12日のパナマ戦(新潟・デンカビッグスワンスタジアム)、16日のウルグアイ戦(埼玉スタジアム2002)に臨む日本代表23人が発表された。
 
 森保一監督は初陣となった9月11日のコスタリカ戦に続き中島翔哉、南野拓実、堂安律ら若手アタッカーを選出。さらにロシア・ワールドカップで主軸を担った長友佑都、吉田麻也、柴崎岳、原口元気らも復帰させた。
 
 森保監督が今回の2連戦で掲げるテーマはふたつだという。
 
「やりたいことはいっぱいありますが、ふたつ考えています。ひとつは私が監督になって2試合目なので、チーム作りを進める、コンセプトを浸透させていくこと。また選手が入れ替わっているので、選手の特長、コンディションをチェックし、融合を図りたいです。戦術浸透と個人のチェックを意識したいです」
 
 またチームコンセプトについては次のように説明する。
 
「ざっくりしていますが、全員攻撃、全員守備というところです。コスタリカ戦でも表現してくれました。コスタリカ戦は3点取れて、無失点に抑えられた。相手の力量によって違いますが、バランス良く戦っていきたいです」
 
 森保ジャパンがピッチでどのようなサッカーを見せてくれるのか注目だ。
 
取材・文●本田健介(本誌編集部)
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