直近3試合で2ポイントしか稼げなかったバルサ、7節で勝点14は「史上最低の首位チーム」

2018年10月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

不振のチームは10月の超ハードな日程を乗り切れるか。

直近の3試合で得た勝点はわずかに2。ジローナ、レガネスに続きこのA・ビルバオとの一戦でも勝利を逃している。(C)Getty Images

 小さな危機を迎えつつあるのかどうかは分からない。だが、バルセロナがラ・リーガで3試合続けて勝点を落としたことは事実だ。

 バルセロナは9月29日の第7節で、エルネスト・バルベルデ監督の古巣アスレティック・ビルバオと1-1で引き分けた。ジローナに引き分けた5節、レガネスにまさかの黒星を喫した6節に続き、3試合連続で勝利から遠ざかっている。

 宿敵レアル・マドリーもダービーでアトレティコ・マドリーと引き分けたため、得失点差で上回るバルサは、なんとか首位の座を維持している。しかし、スペイン紙『Marca』が報じたところによると、7節消化時点で首位に立ったチームとしては、歴代で最低の数字のようだ。

 勝ったチームに勝点3が与えられるようになった1995‐96シーズン以降、7節を終えて首位に立ったチームのもっとも少なかった勝点は15ポイント。1998‐99シーズンのマジョルカ、2005‐06シーズンのマドリー、2016‐17シーズンのアトレティコだった。
 
 実際、現在の順位表では、バルサとマドリーを勝点1差でセビージャ、同2差でアトレティコとベティスが追っている。7位エスパニョールまで2強に勝点3差と混戦模様だ。

 なお、過去23シーズンでバルサが7節終了時点で首位だったのは11回。最低でも勝点16(1999‐2000シーズン、2006‐07シーズン)を記録し、2013‐14シーズンと昨シーズンは7戦全勝で勝点21をマークしている。

 9月下旬になって停滞したバルサだが、10月はさらに厳しい日程が続く。3日のチャンピオンズ・リーグでトッテナムと、その週末のリーガ第8節でバレンシアと、それぞれ敵地で対戦。インターナショナルウィークをはさみ、以降はホームで3連戦だが、相手はセビージャ、インテル(CL)、そして宿敵マドリーとなる。

 10月28日のクラシコを終えた時点で、バルサはまだ首位の座を保っていられるのだろうか。
 

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