「僕は15年同じレベルを保ってきた」 C・ロナウド、最優秀選手賞のモドリッチを祝福するも…

2018年09月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

コメントの随所で自負をうかがわせ…。

サラー、モドリッチを称えたC・ロナウドだが、持ち前の“負けん気”を抑えることはできず…。(C)Getty Images

 1億4200万人という圧倒的な数のフォロワーへのファンサービスだ。ユベントスのクリスチアーノ・ロナウドが9月28日、インスタグラムの生配信でファンにメッセージを送った。

 イタリア衛星放送「Sky Sport」によれば、C・ロナウドは「今日はみんなのためにここに来た。いつも支えてくれることに感謝したくてね」と、ファンに日ごろの応援を感謝している。

「みんなはいつも僕をそばで支え続けてくれる。僕の目標である、いつも万全の仕事をし、ナンバーワンであるために、みんなが大切なんだ」

 今季からイタリアに拠点を移したC・ロナウドは、イタリア語で「トリノのことは好きだよ。とても美しい街だ」と、新天地の環境に馴染んでいることをうかがわせた。

「明日は大事な日だ。みんな、ありがとう。キスを送る。フォルツァ(頑張れ)、ユーベ」

 首位ユベントスは29日のセリエA第7節で2位ナポリと対戦する。C・ロナウドは「素晴らしいチームとの素晴らしい試合だ。僕らは集中している。勝利を望んでいるよ」と意気込んだ。
 
 一方で、先日発表されたFIFAの賞について、授賞式に出席しなかったことへの批判もあったC・ロナウドは、「サラーはプスカシュ賞にふさわしかった。ビューティフルゴールだった」と、モハメド・サラーのベストゴール賞を祝福しつつ、自身のゴールが上だとプライドをうかがわせている。

「もちろん、チャンピオンズ・リーグのユベントス戦で決めた僕のオーバーヘッドのほうが良かったけどね」

 最優秀選手賞を元チームメイトのルカ・モドリッチが受賞したことについても、「彼のことも祝福したい。人生とはこういうもの。勝つ時も負ける時もある」と祝辞を述べながら、やはり自身のことに触れている。

「僕は15年にわたって同じレベルを保ってきた。だから、自分がやってきたことに満足している。僕の好きなプレー? それは勝つことだ。ゴールを決めて、勝つことだよ」

 随所で自負をうかがわせる"らしさ"を見せたC・ロナウドは、スクデットを争うとみられているナポリとの直接対決でも存在感を発揮できるだろうか。
 
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