「おとぎ話みたい…」2年4か月ぶりの復帰戦ゴールに宮市亮が大喜び! SNSではファンへの想いを綴る

2018年09月22日 サッカーダイジェストWeb編集部

インスタグラムにファンへの感謝の想いを綴る。

久々のゴールを全身で喜ぶ宮市。監督やチームメイトからも手洗い祝福を受けた。 (C) Getty Images

 日本の韋駄天が歓喜の雄叫びをあげた。

 現地時間9月21日、ザンクトパウリに所属する宮市亮は、ブンデスリーガ2部第6節のインゴルシュタット戦でゴールを記録。チームを1-0の勝利に導いた。立て続けに両足の前十時靭帯を断裂し、長らく怪我に悩まされてきた男にとって、実に2年4か月ぶりの一撃だった。

 70分からピッチに立った宮市。公式戦の出場そのものが、2017年5月31日のボーフム戦(ブンデス2部34節)以来という韋駄天は、82分に味方からのロングボールに抜け出し、最後はヘッドで決勝点を決めた。

 リーグ戦のゴールは2016年5月15日のカイザースラウテルン戦(ブンデス2部34節)以来というだけあって本人も感慨に浸っている。試合後、クラブの公式サイトを通じて次のようにコメントを残している。

「足でシュートをするか一瞬考えましたけど、幸いなことにヘディングを選択しました。GKの位置も見えていたので、彼の上を超えるように合わせました。

 もう何かのおとぎ話みたいです。数か月前に再び負傷してプレーできませんでしたからね。実際に現役を続けられるのかとも考えました。でも、今日こうして復帰して、僕がゴールを決めてチームが勝ちました。もう最高ですね」

 さらに宮市は自身のインスタグラムでも支えてくれたスタッフやファンへ感謝の想いを綴っている。

「復帰に関わって下さった方々のおかげで、公式戦に復帰し、得点をとり、勝利を飾ることができました。素直に嬉しいです。ひとまず、この場を借りて支えてくださった全ての方々にお礼をさせて下さい。まだシーズンは始まったばかりなので、また切り替えて、頑張ります! これからも引き続きよろしくお願いします!」

 見事な復活劇の主役となった宮市は、この勢いに乗ってゴールラッシュを披露することができるのか。今後の活躍からますます目が離せなくなった。

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