【浦和】どれだけ“ブサイク”でも――失いかけていたものを取り戻す勝点3だった

2018年09月16日 広島由寛(サッカーダイジェストWeb編集部)

「しっかりと戦うこと、走ること、我慢強くやること」

横浜に2-1で競り勝った浦和。4試合ぶりの勝利で9位に順位を上げた。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

[J1リーグ26節]横浜1-2浦和/9月16日/日産ス
 
 しっかりと勝ち切ってみせた。先制し、同点に追いつかれたが、勝ち越し弾を奪う展開。2-1としてからは相手の猛攻を受けたが、最後までリードを守り切った浦和が4試合ぶりの勝利を挙げた。
 
 最終ラインで奮闘した槙野智章が試合を振り返る。
 
「もう、いろんなことを頭に入れて、ボールを持たれることも分かっていた。今日はブサイクながらでもしっかりと戦うことと、走ることや、我慢強くやることを見せられた試合だった。自分たちがここ最近、出せていなかった、できていなかったところを表現できた」
 
 泥臭い戦い方だったかもしれない。ただ、浦和の選手たちからは試合を通じて、勝利に対する貪欲な姿勢が見て取れた。それがたとえ"ブサイク"だったとしても、力強い勝ち方だった。今後につながる勝点3になるはずだ。
 
取材・文●広島由寛(サッカーダイジェスト編集部)

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