【J1採点&寸評】川崎 7-0 札幌|家長昭博が1得点・2アシストの活躍!下田北斗&田中碧もゴールでアピール

2018年09月15日 本田健介(サッカーダイジェスト)

川崎――リーグ戦初出場の下田は結果を残す

【警告】川崎=家長(45+1分) 札幌=キム・ミンテ(38分)、福森(82分)、小野(90分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】家長昭博(川崎)

[J1 26節]川崎7-0札幌/9月15日/等々力 

【チーム採点・寸評】
川崎 7
序盤は相手の激しいプレスに苦しみ、ミスから決定機を作られた。それでも家長の先制点で落ち着きを取り戻し、7ゴールで快勝。首位・広島との勝点差を縮め、勢いにも乗れる大きなゲームになった。

【採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6.5
5分には最終ラインの裏に出されたボールを前に出てクリアし、8分には荒野のシュートを好セーブ。序盤は攻め込まれたチームを最後方で支えた。彼がいなければ札幌に試合の主導権を握られていた可能性もあった。
 
DF
18 エウシーニョ 6
高いテクニックで相手のディフェンスをかわし、前線にボールを供給。手堅い守備も見せ、対面した菅に深い位置からクロスを上げさせなかった。
 
3 奈良竜樹 6
古巣との一戦で7試合ぶりにスタメン復帰。開始5分には都倉に裏を取られたが、その後は持ち前のハードマークで札幌の攻撃を撥ね返した。

【川崎 7-0 札幌 PHOTO】終始、札幌に食らいつく!川崎がホーム等々力で7発!

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5 谷口彰悟 6
立ち上がりは札幌のロングボールを主体にした攻撃に苦しんだ。それでも身体を張ったディフェンスでクリーンシートを達成した。
 
7 車屋紳太郎 6
この日はCBではなく、左SBで先発。守備で穴を空けず、果敢なオーバーラップで攻撃に厚みも加えた。

MF
22 下田北斗 6.584OUT
守田の負傷を受け、スタメンで今季リーグ戦初出場を果たす。試合開始数分は浮き足立ったが、40分には阿部の得点につながるボールカットを披露。そして57分には家長のクロスを右足で合わせてゴール。アピールに成功した。
 
10 大島僚太 5.552OUT
チームが先制点を奪うまでは札幌のプレスの標的とされ、危険な位置でのボールロストがあった。もっともパス精度はさすがで、守備面でも貢献。負傷明けでコンディションを考慮されてか、後半早々に交代となった。
 

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