森保ジャパンの新エースになるのは!?コスタリカ戦へ浅野拓磨、小林悠らが意気込み

2018年09月11日 本田健介(サッカーダイジェスト)

森保ジャパン初ゴールは誰の手に?

コスタリカ戦へ向けて最終調整をした浅野。小林を含めて結果を残せるのか注目だ。写真:山崎賢い人(サッカーダイジェスト写真部)

 9月7日に札幌で予定されていたチリ戦が地震の影響で中止になった森保ジャパンは、9月11日に大阪のパナソニックスタジアム吹田でコスタリカと対戦する。
 
 スタメンはどういった顔ぶれになるのか、またシステムは9月7日の紅白戦で試した4-4-2なのか、それとも森保一監督の代名詞と呼べる3-4-2-1なのかなど、楽しみなポイントは多分にある。
 
 そのなかでFW、特に新たなエースストライカーとして誰が存在感を放つのか、という点も大きな注目である。
 
 今回の9月シリーズでは、ロシア・ワールドカップで前線の起点として奮闘した大迫勇也が不在。その代わりに浅野拓磨(ハノーファー/FW)、小林悠(川崎)、杉本健勇(C大阪)が招集されたが、杉本は右足つま先を痛めて9月8日に離脱した。
 
 そのためFW登録はチームに浅野と小林しか残っていないが、ふたりはコスタリカ戦へこう意気込みを語った。
 
「相手どうこうよりも自分たちのサッカーがしたいです。僕は攻撃の選手なので"一瞬"を狙っていきたい。相手の隙や逆を突いたりするのは常に求められています。結果を残せるように全力でやりたいです」(浅野拓磨)
 
「(ロシア・)ワールドカップには怪我で行けませんでしたが、今でもこうやって呼んでもらえるのは、しっかり自分がやってきたことを評価されたからだと思うので、それを示したいです。周りの選手を自由にプレーさせることで、自分にもチャンスがくると思いますし、彼らが特長を出すことが自分にも返ってくるはずです。練習では良い崩しができています」(小林悠)
 
 またMF登録ではあるが、紅白戦では最前線で起用された南野拓実も「もし出場時間が短くてもゴールとアシストに関わるというイメージはあります。ベストを尽くしたいです」と気合いを漲らせる。
 
 彼らの中から森保ジャパンの新エースストライカーは生まれるのか。
 
 加えて、常々「目に見える結果を残したい」と口にしている堂安律、伊藤達哉、新たに10番を背負う中島翔哉、前述の紅白戦では唯一のゴールを奪った伊東純也らアタッカー陣を含め、誰が森保ジャパン初ゴールを奪うのかも気になるところだ。
 
取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
 
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